Return to Top トップページへ
overview
related artists
filmography
chronology
link
webmaster
CONTAMINATION (2000 edition)
CONTAMINATION (vhs Japan)
Contamination Original Title
CONTAMINATION
Japanese Title
コンタミネーション
Artist
GOBLIN
Release Year
1981
(Recorded in 1979-1980)
Personnel
AGOSTINO MARANGOLO: Drums, Percussion
ANTONIO MARANGOLO: Keyboards, Saxophone
FABIO PIGNATELLI: Electric Bass
MAURIZIO GUARINI: Keyboards
ROBERTO PULEO: Guitars
CARLO PENNISI: Guitars
Label(s)
Cinevox (Italy), SLC (Japan)
musiche composte e arrangiate dai GOBLIN
Edizioni Musicali BIXIO CEMSA
registrazione effettuata al Trafalgar Recording Studios da Giorgio Agazzi
Introduction
"BUIO OMEGA"に続くオリジナルサントラ。"Pennisi, Guarini, my brother and I recorded PATRICK, BUIO OMEGA and CONTAMINATION."と語るマランゴーロのインタヴューを参照にすれば、「パトリック」以降のバンドのメンツには微妙な疑問も持ち上がるが、この辺りについては、アントニオアゴスティーノマランゴーロ兄弟ピニャテッリ中心の面々にグアリニがサポートでジョイントする中、"PATRICK"と"BUIO OMEGA"ではペンニージがジョイント、本タイトルではロベルト・プレオがジョイントしていたと云う事でほぼ間違いないはず。ペンニージが本作にもジョイントしていたと語るマランゴーロの話も、恐らくは"Bikini Island"などペンニージがプレイする前作"BUIO OMEGA"のトラックが、本盤にカップリングされた結末を指しての話。
パトリック」以降、フィルム無しでの鑑賞も想定外と云った硬派な仕事を貫いていたバンドだが、本作の趣はやや違う。"BUIO OMEGA"のスコアとはプレゼンされずにリリースされたナンバーも含めれば、"Bikini Island"や"The Carver"などカリビアンな感覚のインストナンバー、近代モードのピアノソロ"Quiet Drops"、アカデミックなメロウ曲"Ogre"、リフ無しにも拘らずドラマティックな"Connexion"など、実に多彩な内容。リリース当時、西新宿の輸入盤店に陳列されていたLP盤も瞬く間に姿を消していた。
チネヴォックスからリリースされたリマスター盤によれば、作曲は全て"Pignatelli-Marangolo"との事だが、"BUIO OMEGA"のトラックも含めてかなり大味な情報なのかも。以下の邦題は、92年11月にリリースされたSLC盤(SLCS-7148)から転記。映画"CONTAMINATION"についての詳細はこちらのページに記載。
Track Listings
Side A
1. CONNEXION コネクション 3:30

付点2分のチャーチをバックにもう一台のオルガンがさり気なくうねる劇的なイントロは、オープニングトラックにも相応しいが、映画の方ではクライマックスでようやく登場。しかもその場面、安全牌かと思われた主要キャストが「サイクロプス」と云う名のブサイクなエイリアンに餌食になると云う予想も裏切るエグイシーン。LP盤のジャケットデザインにもなったあのシーンですね。ちなみに、エンドクレジットのテーマもこの曲。楽曲の方は、2台のオルガン(チャーチとハモンド)とシンセのシークエンス、クワイヤ音色のメロトロンが競演するリッチな鍵盤サウンドながらも、かなりスマートな印象。と云うより、メロらしきリフもなくコードワークだけで聞かせるテーマではアッサリとした印象なども当たり前。ただ、ピニャテッリマランゴーロのコンビネーションで聞かせるモチーフは切れ味も抜群。終盤では堪えきれずにフィルってしまうマランゴーロのタイコも全編を通してカッコイイ。
2. WITHY ウィジー 3:19

8分割でリヴァーブ処理されたギターと立ち上がりの遅いモノシンセのサウンドが、疎外された空間を連想させるナンバー。そんなイメージの通り、劇中では、主要キャストの一人が火星での事件をフラッシュバックするシーンで登場。絶体絶命の危機に陥るヒロインの姿に火星での体験をオーヴァーラップさせるクライマックスでも登場。2コーラスをリピートして終わる楽曲だが、そのクライマックスのビックリカデンツは、NYに入港した謎の船舶を捜索するシーンでも断片的に使用される。
3. BIKINI ISLAND ビキニ島 3:49

本作の直前に手掛けた"BUIO OMEGA"のサントラトラック。ピニャテッリのフレットレスとマランゴーロのソリッドなタイコがゴキゲンな正統派のインスト。ヴォイスを被せるギターリフも出色。"BUIO OMEGA"の劇中では、ディスコ、と云うより踊れるパブのような店のBGMで登場するナンバーだが、そもそも、南米コロンビアを舞台にするこちらの映画の為に書き下ろされた曲だったのかも。ラテンと云うかカリビアンな感覚のこの曲が挿入される"BUIO OMEGA"のパブのシーンも、何気に不自然でしたしね。
4. FLOOD エイリアンの侵略 2:31

8分割のギターリフとモノシンセの4分割テーマリフは、2曲目「ウィジー」に同じ。ただ、どちらがどちらのヴァリエーションなのかは不明。劇中では、種から成長させた複数の「死の卵」をジャングルで発見するシーンで登場。"Flood"と云う曲名も、洪水のように溢れかえる「死の卵」を指していると思われるが、実際の劇中では、幾つかの卵が放置されていると云った感じで「洪水」と云うイメージには程遠い。ちなみに、火星から帰還した元宇宙飛行士のフラットをヒロインが訪ねる場面でも同一のモチーフ曲が挿入されるが、そちらは8分割のリフをギターの代わりにピアノが奏でるヴァージョンで、アルバムにも未収録。
5. PILLAGE 略奪 2:14

これも"BUIO OMEGA"のトラック。"BUIO OMEGA"の中では、ソリッドなアンサンブルがメチャイケの目玉的なナンバー。16分割でのアクセントの連打は、70〜80年代インスト系ではお馴染みのリフ。テーマとサビを2度繰り返して終演。"BUIO OMEGA"の劇中では、主人公と猟奇的なメイドが対決するクライマックスで登場。
Side B
1. THE CARVER カーバー 3:05

ボンゴやマリンバなどのパーカスもゴキゲンなサルサ的な正統派インスト。劇中では、謎のコーヒー工場に乗り込むコロンビアのシークエンスで登場。ソニー・ロリンズのようなアフロなインストもその序盤で登場するが、木管もフィーチャしたそちらのナンバーはアルバム未収録。
2. RUSH ラッシュ 4:12

前々トラック「略奪」のヴァリエーション。云うまでもなく、これも"BUIO OMEGA"のトラック。シャープなハットワークが真骨頂のマランゴーロのタイコが出色。中盤から前曲の「略奪」とも違わぬアンサンブルに変化。"BUIO OMEGA"の劇中では、最初の犠牲者となるヒッチハイカーが、主人公の秘密を目撃するシーンで登場。
3. FRIGHT 突然の恐怖 2:41

ベースとティンパニのユニゾンによるおどろおどろしいリフは、ボウイの"Station To Station"のイントロにもソックリ。劇中では、NYに入港した謎の船舶を捜索する序盤のシークエンスで登場。
4. TIME IS ON タイム・イズ・オン 2:04

ルナティックなピアノのリフは、"PROFONDO ROSSO"にもフィットしそう。と云うか、劇中ではフィーチャーされずに終わった惜しい一曲。
5. OGRE 食人鬼 1:51

フレットレスと木管のユニゾンがジャコ在籍時のWRを髣髴とさせるメロウなインスト。アントニオの参加を物語る一曲。劇中では、囚われの身となった主要キャストのカップルが愛を交わすシーンで登場。と云うか、この"Orge"と云う曲名、何かの間違いなのでは?(大爆)
6. QUIET DROPS 平静の時 2:15

これも"BUIO OMEGA"のトラック。ニ長調と云うより、Gリディアンのバラード。ピアノソロの1コーラス目からシンセもジョイントする2コーラス目で終演。右手のメロは「ドロップス」と云う印象ながらも、8分で終始動きまくる左のアルペジオの印象は「クワイエット」と云うよりビジーな感じ。"BUIO OMEGA"では、序盤の病院シーン、死ぬ間際のヒロインを捉えるシーン、剥製化した遺体に死化粧を施すシーン、ジョギングの犠牲女性にクスリを塗りたくるシーンなどあちこちでフィーチャーされる重要ナンバー。
Copyright: The Fantastic Journey of Goblin - Authored by clockrestorange - All trademarks and copyrights on this page are owned by their respective owners.