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CONTAMINATION (1980)
CONTAMINATION (vhs Japan)
Contamination Original Title
CONTAMINATION
Japanese Title
none
Artist
GOBLIN
Release Year
1980
(release: 2000)
Personnel
AGOSTINO MARANGOLO: Drums, Percussion
ANTONIO MARANGOLO: Keyboards, Saxophone
FABIO PIGNATELLI: Electric Bass
MAURIZIO GUARINI: Keyboards
ROBERTO PULEO: Guitars
CARLO PENNISI: Guitars
Label(s)
Cinevox (Italy)
musiche composte e arrangiate dai GOBLIN
Edizioni Musicali BIXIO CEMSA
registrazione effettuata al Trafalgar Recording Studios da Giorgio Agazzi
Introduction
チネヴォックスからリリースされた完全版カタログの1枚。SLC盤がリリースされていた日本を除けば、イタリア本国はもとより世界各国でも初だったCD化タイトル。フィルム公開当時のサントラLPは、"BUIO OMEGA"のスコアも4曲ジョイントする内容だったが、こちらの完全版は、フィルムの中盤で挿入されるカリプソ的なナンバー(アントニオの木管をフィーチャー)を除けば、フィルムで使用されるトラックをほぼ網羅。

以下のイントロダクションは、オリジナル盤のページと同じ内容。
"BUIO OMEGA"に続くオリジナルサントラ。"Pennisi, Guarini, my brother and I recorded PATRICK, BUIO OMEGA and CONTAMINATION."と語るマランゴーロのインタヴューを参照にすれば、「パトリック」以降のバンドのメンツには微妙な疑問も持ち上がるが、この辺りについては、アントニオアゴスティーノマランゴーロ兄弟ピニャテッリ中心の面々にグアリニがサポートでジョイントする中、"PATRICK"と"BUIO OMEGA"ではペンニージがジョイント、本タイトルではロベルト・プレオがジョイントしていたと云う事でほぼ間違いないはず。ペンニージが本作にもジョイントしていたと語るマランゴーロの話も、恐らくは"Bikini Island"などペンニージがプレイする前作"BUIO OMEGA"のトラックが、本盤にカップリングされた結末を指しての話。
パトリック」以降、フィルム無しでの鑑賞も想定外と云った硬派な仕事を貫いていたバンドだが、本作の趣はやや違う。"BUIO OMEGA"のスコアとはプレゼンされずにリリースされたナンバーも含めれば、"Bikini Island"や"The Carver"などカリビアンな感覚のインストナンバー、近代モードのピアノソロ"Quiet Drops"、アカデミックなメロウ曲"Ogre"、リフ無しにも拘らずドラマティックな"Connexion"など、実に多彩な内容。リリース当時、西新宿の輸入盤店に陳列されていたLP盤も瞬く間に姿を消していた。
チネヴォックスからリリースされたリマスター盤によれば、作曲は全て"Pignatelli-Marangolo"との事だが、"BUIO OMEGA"のトラックも含めてかなり大味な情報なのかも。以下の邦題は、92年11月にリリースされたSLC盤(SLCS-7148)から転記。映画"CONTAMINATION"についての詳細はこちらのページに記載。
Track Listings
01. CONNEXION 3:30

付点2分のチャーチをバックにもう一台のオルガンがさり気なくうねる劇的なイントロは、オープニングトラックにも相応しいが、映画の方ではクライマックスでようやく登場。しかもその場面、安全牌かと思われた主要キャストが「サイクロプス」と云う名のブサイクなエイリアンに餌食になると云う予想も裏切るエグイシーン。LP盤のジャケットデザインにもなったあのシーンですね。ちなみに、エンドクレジットのテーマもこの曲。楽曲の方は、2台のオルガン(チャーチとハモンド)とシンセのシークエンス、クワイヤ音色のメロトロンが競演するリッチな鍵盤サウンドながらも、かなりスマートな印象。と云うより、メロらしきリフもなくコードワークだけで聞かせるテーマではアッサリとした印象なども当たり前。ただ、ピニャテッリマランゴーロのコンビネーションで聞かせるモチーフは切れ味も抜群。終盤では堪えきれずにフィルってしまうマランゴーロのタイコも全編を通してカッコイイ。
02. WITHY 3:19

8分割でリヴァーブ処理されたギターと立ち上がりの遅いモノシンセのサウンドが、疎外された空間を連想させるナンバー。そんなイメージの通り、劇中では、主要キャストの一人が火星での事件をフラッシュバックするシーンで登場。絶体絶命の危機に陥るヒロインの姿に火星での体験をオーヴァーラップさせるクライマックスでも登場。2コーラスをリピートして終わる楽曲だが、そのクライマックスのビックリカデンツは、NYに入港した謎の船舶を捜索するシーンでも断片的に使用される。
03. BIKINI ISLAND 3:49

本作の直前に手掛けた"BUIO OMEGA"のサントラトラック。ピニャテッリのフレットレスとマランゴーロのソリッドなタイコがゴキゲンな正統派のインスト。ヴォイスを被せるギターリフも出色。"BUIO OMEGA"の劇中では、ディスコ、と云うより踊れるパブのような店のBGMで登場するナンバーだが、そもそも、南米コロンビアを舞台にするこちらの映画の為に書き下ろされた曲だったのかも。ラテンと云うかカリビアンな感覚のこの曲が挿入される"BUIO OMEGA"のパブのシーンも、何気に不自然でしたしね。
04. FLOOD 2:31

8分割のギターリフとモノシンセの4分割テーマリフは、2曲目「ウィジー」に同じ。ただ、どちらがどちらのヴァリエーションなのかは不明。劇中では、種から成長させた複数の「死の卵」をジャングルで発見するシーンで登場。"Flood"と云う曲名も、洪水のように溢れかえる「死の卵」を指していると思われるが、実際の劇中では、幾つかの卵が放置されていると云った感じで「洪水」と云うイメージには程遠い。ちなみに、火星から帰還した元宇宙飛行士のフラットをヒロインが訪ねる場面でも同一のモチーフ曲が挿入されるが、そちらは8分割のリフをギターの代わりにピアノが奏でる16曲目の方のヴァージョン。
05. PILLAGE 2:14

これも"BUIO OMEGA"のトラック。"BUIO OMEGA"の中では、ソリッドなアンサンブルがメチャイケの目玉的なナンバー。16分割でのアクセントの連打は、70〜80年代インスト系ではお馴染みのリフ。テーマとサビを2度繰り返して終演。"BUIO OMEGA"の劇中では、主人公と猟奇的なメイドが対決するクライマックスで登場。
06. THE CARVER 3:05

ボンゴやマリンバなどのパーカスもゴキゲンなサルサ的な正統派インスト。劇中では、謎のコーヒー工場に乗り込むコロンビアのシークエンスで登場。ソニー・ロリンズのようなアフロなインストもその序盤で登場するが、木管もフィーチャしたそちらのナンバーはアルバム未収録。
07. RUSH 4:12

前々トラック「略奪」のヴァリエーション。云うまでもなく、これも"BUIO OMEGA"のトラック。シャープなハットワークが真骨頂のマランゴーロのタイコが出色。中盤から前曲の「略奪」とも違わぬアンサンブルに変化。"BUIO OMEGA"の劇中では、最初の犠牲者となるヒッチハイカーが、主人公の秘密を目撃するシーンで登場。
08. FRIGHT 2:41

ベースとティンパニのユニゾンによるおどろおどろしいリフは、ボウイの"Station To Station"のイントロにもソックリ。劇中では、NYに入港した謎の船舶を捜索する序盤のシークエンスで登場。
09. TIME IS ON 2:04

ルナティックなピアノのリフは、"PROFONDO ROSSO"にもフィットしそう。と云うか、劇中ではフィーチャーされずに終わった惜しい一曲。
10. OGRE 1:51

フレットレスと木管のユニゾンがジャコ在籍時のWRを髣髴とさせるメロウなインスト。アントニオの参加を物語る一曲。劇中では、囚われの身となった主要キャストのカップルが愛を交わすシーンで登場。と云うか、この"Orge"と云う曲名、何かの間違いなのでは?(大爆)
11. QUIET DROPS 2:15

これも"BUIO OMEGA"のトラック。ニ長調と云うより、Gリディアンのバラード。ピアノソロの1コーラス目からシンセもジョイントする2コーラス目で終演。右手のメロは「ドロップス」と云う印象ながらも、8分で終始動きまくる左のアルペジオの印象は「クワイエット」と云うよりビジーな感じ。"BUIO OMEGA"では、序盤の病院シーン、死ぬ間際のヒロインを捉えるシーン、剥製化した遺体に死化粧を施すシーン、ジョギングの犠牲女性にクスリを塗りたくるシーンなどあちこちでフィーチャーされる重要ナンバー。
12. WITHY (Alternate version) 2:22

本家ヴァージョンとの違いは、ウィンド風SEのイントロが追加されている事と、オルガンの全音符にクワイヤ音色のメロトロンがミックスされている辺り。ちなみに、本家ヴァージョンでは2コーラスだった構成がここでは1コーラスに。ハット(カップ)をはじめ個々のトラックの位置も全く違う。
13. CONTAMINATION (Suite I) 2:58

3つのモチーフを一つに纏めたトラック。過去のアルバムでは未収録だった各モチーフだが、劇中ではそれぞれの場面で登場。エマーソン的なポルタメントのシンセリフが印象的な一発目のモチーフは、NYに寄航した謎の船舶に博士らが乗り込む中、「死の卵」の犠牲となった博士らの遺体を映し出すシーン、オルガンソロによる「コネクション」のテーマリフが印象的なモチーフは、謎の卸業者の倉庫で卵を焼却するシーン、7/8拍子で16分割のユニゾンをフィーチャーするモチーフは、公用車に乗ったヒロインが国家機関のオフィスに向うシーンでそれぞれ登場。ちなみに、3番目(最後)のモチーフではアントニオの木管もフィーチャーされる。
14. THE CARVER (Alternate version) 1:38

劇中でも登場する冒頭のウィンドチャイムは、本家ヴァージョンでは未収録。2コーラスだった本家ヴァージョンだが、こちらは1コーラスで終演。各種パーカスを始めとするそれぞれのトラックの位置も全然違う。
15. FRIGHT (Alternate version) 3:26

前半は8曲目の後半のパートに同じ。既発ヴァージョンとの違いは、パーカスをフィーチャーする後半のパート。シャワーを浴びるヒロインが窮地に陥るシーンで登場するのは、こちらのヴァージョン。
16. CONTAMINATION (Suite II) 6:18

アフロなフィーリングの序盤のモチーフは、ヘリの墜落事故を仕組まれた主要キャストがジャングルを彷徨うシーン、スネアのロールで開始する2番目のモチーフは、主要キャストが謎の工場スタッフに変装するシーン、「コネクション」のリフをテンポダウンするモチーフは、序盤の倉庫のシーンでそれぞれ登場。アントニオの木管をフィーチャーする次のモチーフは、劇中には登場せず。"Flood"のヴァーリエーション的な最後のモチーフは、火星から帰還した元宇宙飛行士のフラットをヒロインが訪ねる場面で登場。
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