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La Via Della Droga Original Title
LA VIA DELLA DROGA
Japanese Title
ザ・ドープ・ウェイ
Artist
GOBLIN
Release Year
1977
(release 1999)
Personnel
CLAUDIO SIMONETTI: Keyboards
MASSIMO MORANTE: Guitars
FABIO PIGNATELLI: El. Bass
AGOSTINO MARANGOLO: Drums, Percussion
Label(s)
Cinevox (Italy)
All titles were composed, arranged and performed by
Simonetti-Morante-Pignatelli-Marangolo
Introduction
"PROFONDO ROSSO"を皮切りに完全版シリーズが次々にリリースされる中、99年4月にリリースされた未公開音源の初編集盤。内容は日本国内劇場未公開"LA VIA DELLA DROGA"のサウンドトラック集。音声の収録は何とモノラル。その理由は、ライナーノーツの英文にも記載されている通り、サントラアルバムとしてのリリースは予定されていなかった為。そんなモノラルサウンドや、スタジオワークならではのやや淡白なパフォーマンスは、数々の代表作を引き合いに出せるものでもないが、ソリッドなタイコとパーカスの2つのトラック(共にマランゴーロのプレイかも)を中心に面白いアンサンブルも数多く楽しめる。
映像作品タイトルの名前をそのまま借用するトラックがズラリと並んでいるが、モチーフ別に大別すれば、6/7/12、11/13、3/8/9と云う複数トラックの3つと、1、2、4、5、10(1曲目は13曲目でも登場)と云う独立した5つの計8つ。映画の為に8つのモチーフが新たに作曲されるというのも、その数では後年の「ゾンビ」に次ぐ多さ。"PROFONDO ROSSO"や「サスペリア」では実質8つ以上ののモチーフを楽しむ事は不可能だった。
95年には米国DRGレーベルがコンピ盤(第1弾)をリリース、その中で紹介されていた"La Via Della Droga"の4トラックはこちらの完全版でも網羅されているが、実はDRG盤の方も何気にレア。1曲目冒頭のカウントもこちらは未収録。そんな未編集部分のカットを追加する事が出来たDRG盤も、恐らくはマスターテープから起こされたダイレクトソース。大きなレンジで収録されていた事も然る事ながら、何よりDRG盤の目玉と云えば、イタリア公開版「マーティン/呪われた吸血少年」のサントラ1曲と76年のTVテーマ"CHI?"(しかも、オープニングとエンディングの両方)。マニアであれば、DRG盤も素通り出来ないアイテムだった。
Track Listings
01. LA VIA DELLA DROGA seq.1-Main Titles ザ・ドープ・ウェイ (シークエンス1-メイン・タイトル) 2:08

ゲイリー・ムーア的な熱血ギターインスト。いかにもスタジオワークと云った素っ気ないエンディングが笑える。「シークエンス1-メイン・タイトル」と云うサブタイトルながらも、実際の劇中では3番目(アムステルダム〜2度目の香港のシーン)でようやく登場するナンバー。DRG盤に収録されていた冒頭のカウントは未収録。
02. LA VIA DELLA DROGA seq.2 ザ・ドープ・ウェイ (シークエンス2) 2:02

フィルムでは「燃えよドラゴン」のようなオープニングで挿入されるナンバー。シークエンス的な鍵盤ユニゾンとクワイヤ音色のメロトロンが支配するサウンドは、限りなく透明に近くないグレー。刑事アクションよろしくと云ったテーマソングとは対照的なナンバー。DRG盤では"M2"と云うタイトルで収録。
03. LA VIA DELLA DROGA seq.3 ザ・ドープ・ウェイ (シークエンス3) 2:05

フィルムの序盤(空港のシークエンスなど)でも度々登場するスコア。Dmダイアトニックの分散ユニゾンとsus4コード(AとG)を繰り返す構成は緊張感も充分。16刻みのハットワーク+後半部分のスネア中心のタイコのコンビネーションは、8/9/11曲目の後半パートでもそのままトラックダウンされている。DRG盤では"M6"と云うタイトルで収録。
04. LA VIA DELLA DROGA seq.4 ザ・ドープ・ウェイ (シークエンス4) 2:25

ティンパレス+マリンバ+アコギと来ればラテンアメリカ。フィルムでも2番目のスコアとしてコロンビアのカルタヘナのシーンで登場。後半はボンゴとエレベのデュオ。前半のマリンバはシモネッティ。多分。
05. LA VIA DELLA DROGA seq.5 ザ・ドープ・ウェイ (シークエンス5) 4:39

前半は鍵盤のシークエンス+鍵盤のリフ+アコギのアルペジオのスローな8。クリムゾンのディシプリンのようなイントロで始まる後半のアンサンブルは、フツーに面白い。フィルムでは警察署内のシーンなどで登場。
06. LA VIA DELLA DROGA seq.6 ザ・ドープ・ウェイ (シークエンス6) 2:52

麻薬汚染の実態を描く随所のカットで使用される重要なスコア。後のトラックでも度々登場。メインのモチーフはEm#9。ソリーナ的なストリングスのコードも、5度(B)を頭に数にするEm#9。モランテのフレーズは、6th/5th/#9th/13th(C#/B/D#/A)。アフタクト+拍子の頭のパーカスに被るEの音は、タブラのような打楽器から発声されるノートではなく、多分ピニャテッリが弾いてる4弦の開放。
07. LA VIA DELLA DROGA seq.7 ザ・ドープ・ウェイ (シークエンス7) 1:08

前曲と全く同じモチーフ。
08. LA VIA DELLA DROGA seq.8 ザ・ドープ・ウェイ (シークエンス8) 1:44

前半は3曲目の主要パートを抜き出しただけ。そのまま移行する16刻みのハットワーク+スネア中心のタイコのコンビネーションも、3曲目から音階楽器パートのトラックを抜き去っただけ。
09. LA VIA DELLA DROGA seq.9 ザ・ドープ・ウェイ (シークエンス9) 2:30

構成とサウンドに若干の違いはあるが、基本的には3曲目と前曲と全く同じモチーフ。ピニャテッリだけが移調する後半のモチーフは新顔。16刻みのハットワーク+スネア中心のタイコのコンビは前曲と全く同じ(3曲目から音階楽器パートのトラックを抜き去っただけ)。
10. LA VIA DELLA DROGA seq.10 ザ・ドープ・ウェイ (シークエンス10) 3:16

前半は、ピッキングリフのモランテピニャテッリ+ボンゴのマランゴーロのトリオ。いきなり移調した後、マランゴーロのフィルインを皮切りに16でグルーヴする後半はかなりイイ感じ。フィルムでは覆面捜査官の主人公と警察の追跡シーンで登場。カッコよさではアルバムでも1・2を競うトラック。
11. LA VIA DELLA DROGA seq.11 ザ・ドープ・ウェイ (シークエンス11) 1:35

前半の約45秒は、13曲目(DRG盤では"31")からフレットレスを抜いたタイコ+パーカスだけのトラック。残りの後半は、3/8/9曲目にも登場する16刻みのハットワーク+スネア中心のタイコのコンビに16刻みのティンパレスをプラスしたトラック。
12. LA VIA DELLA DROGA seq.12 ザ・ドープ・ウェイ (シークエンス11) 2:20

6/7曲目と全く同じモチーフ。
13. LA VIA DELLA DROGA seq.13-Finale ザ・ドープ・ウェイ (シークエンス13-ファイナル) 6:33

DRG盤では"31"と題されていたタイコ+パーカス+フレットレス+エレピのコンビネーション約4分30秒と1曲目のテーマをつないだトラック。DRG盤では半拍分くらいチョチョ切れていた冒頭1拍目もここでは完全収録。パーカスとタイコのソリッドなコンビプレイは、アルバム中でも随一のカッコ良さ。"Tale Spinnin'"時代のWRや"Brain Festival Essen"に出演していたドイツの"Release Music Orchestra"を思い出す。
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