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LIBRA - WINTER DAY'S NIGHTMARE Original Title
WINTER DAY'S NIGHTMARE
Japanese Title
none
Artist
LIBRA
Release Year
1976
Personnel
SANDRO CENTOFANTI: Keyboards
NICOLA DI STASO: Guitars
DINO CAPPA: Bass
WALTER MARTINO: Drums & Percussion
Label(s)
Motown (USA)
Introduction
76年、米モータウンからリリースされたセカンド。これは英詞ヴァージョンとしてリニューアルされた米盤ファーストとは違い、米国のみでのリリースされた生粋の米国産アルバム。タイコのデイヴィッド・ウォルターに代わりマルティーノがジョイントする中、ザッパやチューブス、サヴォイ・ブラウン、ステッペンウルフなどのツアーサポートを経た後での満を持しての録音盤。米国のレコード店ではソウルにもカテゴライズされていた1枚だが、ついては、当代ならではのファンキー+ポップなエッセンスがバランス良く肩を並べると云う内容。
垢抜けたスキルを備えた顔ぶれが真面目に取り組んだポップアルバムとなれば、フツーに面白いのも当然の話。現実には不発に終わった1枚だが、これも恐らくは、どちら付かずの平均的な楽曲が連なる中、1発で弾けるようなポイントがなかったため。A3やB2を筆頭にシングルカットされてもおかしくない曲ばかりだが、米国ポピュラー界の裾野の広さを考慮すれば、不発の結果も然るべきと云う感じなのかも。ただ、イタリアへ帰国するバンドを尻目にキャリアの礎を一人築き上げるディ・スターゾには大きなステップになった事も確か。そんなディ・スターゾのプレイを聴けるだけでも、これは貴重な1枚。チェントファンティマルティーノなど他のメンツのプレイもかなり楽しい。
Track Listings
Side A
1. NOTHING COMES, NOTHING GOES (Part I & II) 3:37

タイトルの通り、変化のない日常への想いを叙情的に謳い上げる1曲。プログレの影は微塵もないポップナンバー。タイコ抜きのソフトな前半(パート1)とタイコが入るダイナミックな後半(パート2)と云う構成。
2. THIS CHAIN 5:17

7/4拍子のリフレインとダイナミックな8ビートが交差する1曲。ヴォーカルパート中心のポップな前半、ディ・スターゾチェントファンティがソロを交換する後半はインストオンリーの内容。ズージャのエッセンスを披露するチェントファンティのソロはもとより、他のメンツのアピール度も高い聴き応えのある1曲。
3. FULL WINTER DAY'S NIGHTMARE 3:17

ファンキーなエッセンスを加味したキャッチャーなポップナンバー。当時のポップチャートであれば、ランキングに名を連ねてもおかしくのない出色の1曲。これはイイ。3分強で終わってしまうのも惜しい感じ。マルティーノも気合のリフレインを披露。
4. LUCY SQUIRREL 6:45

これはバリバリファンキーな16ビート曲。各インストのパフォーマンスもそれぞれに強力。ジノ・ヴァネリの当時のアルバムに挿入してもフィットするような感じ。バンドのポテンシャルを再認識させられる1曲。クラヴィが登場する終盤、ヒートアップする中でフェイドアウトするが、これもそのままB1冒頭のフェイドインとしてバトンタッチする中、約30秒後のカットアウトと同時にB1が開始すると云う仕掛け。これもオーディエンス心理を読む当代ならではの面白いアイディア。
Side B
1. HEY CARLITO 5:34

グルーヴィな16ビートシャフル。これはアコピのバッキングやソロに縦横無尽のチェントファンティが主役の1曲。8分割変拍子のパートも含むテーマだが、この辺りを米国のオーディエンスはどう評価したかと云う感じ。終盤の約1分間は、ディ・スターゾの独壇場。最強のパフォーマンスが炸裂する。
2. IT'S NOT TASTEFUL TO FLY 4:31

レノンのオリジナルのような序盤から一転、ファンキーな16ビートに突入する1曲。チェントファンティのクラヴィとディ・スターゾのワウギターが火花を散らす中、キャッチャーなテーマを繰り返す内容。ちなみにクライマックスを締めるのもクラヴィとワウギター。
3. MY FIRST RAINBOW 6:02

角田ヒロさんの"There's no cure for poison"を思わせるダイナミックなバラード。ドラマティックな展開とスポット的なダイナミズムは感動的。アップテンポの8ビートに転じる終盤ではマルティーノの見せ場もあり。これは断片的にファーストを連想させる1曲。
4. THIS CHAIN (reprise) 0:23

タイトルによればA2のリプライズ。と云うか、前半のヴォーカルパートと後半のインストパートを繋いでいたリリカルなパートの変奏にも聴こえるが、これはその実、A1の"Nothing Comes, Nothing Goes"のリプライズ。フェイドアウトし終わる直前、A1の歌詞もバッチリ聞こえる。
Walter Martino - US 1975
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