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EASY GOING (1978)
EASY GOING - Fear (1979)
EASY GOING - The Best of Easy Going (1983)
EASY GOING - CASANOVA Original Title
CASANOVA
Japanese Title
none
Artist
EASY GOING
Release Year
1980
Personnel
keyboards: Claudio Simonetti
drums: Derek Wilson, Marvin Johnson, Robert Betta
bass: Van Patterson, Vince Fay, Claude King (Claudio Simonetti)
guitars: John Devil and Claude King (Claudio Simonetti), Nicola di Staso
percussion: Josè Rodriguez, Plutarco P. Topolinos, Emanuel Romero
Lead vocal: Russell Spellman
Backgrounds: Carolyn C. Mitchell, Brenda Hill, Melvin, Gail Berry, Francisco y Octavio
Trumpets: Robert Sebastian, Jimmy Brecker, Chuck Derringer
Saxophones: Dee Robinson, Steve Leech, Stephen Boyer
Trombones: George Ficher, Joel Rodriguez, Cordon Rubinstein
Strings: Banana String Orchestra
Label(s)
Banana (Italy)
All songs composed and arranged by CLAUDIO SIMONETTI
Lyrics by GIANCARLO MEO and DOUGLAS MEAKIN except "You're all I'll ever need" by RUSSELL SPELLMAN
Cover conception and design by CLAUDE GORIAL
Engineering by Tony Marsullo, Marco Covaccioli and Al Alberts
Recorded in Rome and Philadelphia in May and July 1980
Mixed at "Alpha International Recording Studios" Philadelphia
Produced by GIANCARLO MEO and CLAUDIO SIMONETTI
Introduction
シモネッティ渾身のユニット"Easy Going"のアルバム最終章。充実した楽曲とプレイのクオリティは全キャリアの中でも最高クラス。バラエティ度では前作に劣るような気もするが、懐の深さは相変わらず。70年代のファンクを基本モチーフにする中、バラードから爽快なビートまでかなり楽しい内容。タイトルナンバーの"Casanova"はもとより、編曲面でも出色のスキルを披露するシモネッティは、パフォーマンスでも充分にアピール。中でも、A1のソロやA3のバッキングは、ゴブリン筋のキャリアでは体験出来ない貴重なプレイ。ギターとベースを兼任するマルチな力量についても、もはやお馴染みと云う感じ。前作"FEAR"はもとより"Capricorn"や"Vivien Vee"などを通れば、もはや当たり前のスキルといった印象。
後年、3枚何れのアルバムもCD化された"Easy Going"だが、この辺りは"Capricorn"やクラウディオ名義のソロでも実現して欲しかった所。と云うか、これからでも遅くはないんだけど。端から微妙だったトレードイメージも一新する形でのリリースだった"Easy Going"のCDだが、"Capricorn"やクラウディオ名義のソロの場合、マーケティングにアピールする上での問題も皆無のはず。この80年前後のサウンドはマジで貴重。と云うより、70年代から21世紀の現在に至るシモネッティのキャリアの中でも最高級のポテンシャル。瞬く間に完売となったゴブリンの紙ジャケBOXだが、この80年前後のシリーズもBOXリリースされれば完売は必至。サントラのような知名度がない事やある種の誤認識を考慮すれば、満を持してのリリースも厳しいように思えるが、サウンドの本質が口コミで伝わるのもネット社会では僅かながらの時間の問題。極上の内容を知るファンも決して少なくはないはずなので。
作・編曲は全てシモネッティ。B2を除く作詞は全てジャンカルロ・メオダグラス・ミーキン。1980年5月と7月、ローマとフィラデルフィアでの録音。制作はメオシモネッティ。各タイトル毎にクレジットされる珍しいパーソナルだが、これもシモネッティのマルチなスキルが自他共に認める成熟度にまで達していた証だったのかも。
Track Listings
Side A
1. EVERY DAY, EVERY NIGHT 5:35

keyboards and piano "solo": Claudio Simonetti
drums: Derek Wilson
bass: Van Patterson
guitars: John Devil and Claude King (Claudio Simonetti)
percussion: Plutarco P. Topolinos and Emanuel Romero


アース系のサウンドにトロピカルなエッセンスを加味したような陽気な1曲。いきなりシックなアコピのソロはポイント的にモードな感覚。敢えて「ピアノソロ」とクレジットする事にも頷ける出色のフレーズ構成。と云うか、シモネッティは、イントロやコーラス間でのエレピのリフレインでも気合充分。ブロックコードのバッキングは、"SQUADRA ANTIGANGSTERS"の"Trumpet's Flight"でも披露していたタイプのパターン。ちなみに鍵盤のみならず、クロード・キング名義でのギターでも熱いカッティングを披露。左右にパンする2本のギターだが、恐らくは右チャネルがジョン・デヴィルで左チャネルがシモネッティ。後年の"Volo"に参加するデレク・ウィルソンもタイコで参加。
2. A GAY TIME LATIN LOVER 7:10

keyboards: Claudio Simonetti
drums: Marvin Johnson
bass: Vince Fay
guitars: Nicola di Staso
percussion: Josè Rodriguez and Emanuel Romero


ミドルテンポの16ビートファンク。ペーソスタッチの曲調はタイトルのイメージそのままなのかも。懐の深いクワイヤ隊とフェニックスホーンのような切れのあるブラスが大活躍。詞の内容はともかくサウンドは抜群にイイ。劇的な間奏パートではゴブリンでもお馴染みのティンパニも飛び出す。やや控え目のバッキングに回るシモネッティだが、コーラス間やクライマックスではモノシンセのソロで存分にアピール。ギターのニコラ・ディ・スターゾは、75年の"BLUE FROG"を始め、翌81年のソロアルバム"CLAUDIO SIMONETTI"、2000年デモニアのファースト"Dario Argento Tribute"などでもシモネッティとは長い付き合いのプレイヤー。マルティーノ筋では「リブラ」のギタリストとしても著名。ザッパやシカゴのサポートも経験した凄腕のプレイヤー。
3. DAY BY DAY 5:12

keyboards and guitar: Claudio Simonetti
drums: Derek Wilson
bass: Claude King (Claudio Simonetti)
percussion: Josè Rodriguez


タイトルイメージそのままの軽快な1曲。オープニングはシモネッティのミュートカッティング。と云うか、ここではベースも兼任。グルーヴするアコピのバッキングも最高の切れ味。と云うより、キャリアの中でもこれはかなり貴重なプレイ。コーラス間のスポットではシンセのソロも登場。曲の方もキャッチャーで抜群の爽快感。60-70年代のムード音楽では定番のクリアなストリングスもかなりイイ感じ。82年"VOLO"のデレク・ウィルソンがタイコを叩くのは1曲目とこの曲の2曲。
Side B
1. CASANOVA 7:06

keyboards: Claudio Simonetti
drums: Marvin Johnson
bass: Van Patterson
guitars: Claude King (Claudio Simonetti)
percussion: Plutarco P. Topolinos and Josè Rodriguez


ラッセル・スペルマンの美声が炸裂する1曲。ブライアン・フェリーが好みそうなメロウな8ビートの前半+スリリングかつファンキーな16ビートの後半と云う内容。コーラスのリピートを経て白熱のスキャットで幕を下ろすシンプルな構成ながらも、インパクトは絶大。ブラスとクワイヤがとにかく凄い。A1&A3に続きギターも兼任するシモネッティだが、ここでは裏方に回っていると云う感じ。と云うか、この怒涛のパフォーマンスも他ならぬシモネッティの作/編曲の賜物。
2. YOU'RE ALL I'LL EVER NEED 4:17

keyboards: Claudio Simonetti
drums: Robert Betta
bass: Claude King (Claudio Simonetti)
guitars: John Devil


アコピのバッキングも出色の8ビートの正統派バラード。80年前後のキャリアでは珍しいメロトロンも全編にフィーチャー。翻訳すれば微妙なニュアンスのタイトルなのかもしれないが、曲の方はかなり熱い。尾崎紀世彦さんが速攻でイメージ出来るような感じ。スクールメイツのような女性クワイヤも海千山千の前曲とは大違いのイメージ。A3に続きベースも兼任するシモネッティだが、それにしてもここでのスラップはマジでイイ。と云うか、ズージャでも活躍するヴィンス・フェイともフツーに名前を連ねてるアルバムなんだけど。ただ、そんなベースやギターを弾く時に限りクロード・キングと云うお馴染みの変名を使う辺りは何気に微妙。これもある種の自信の証なのかも。
3. SHINE 5:56

keyboards: Claudio Simonetti
drums: Marvin Johnson
bass: Vince Fay
guitars: Nicola di Staso
percussion: Emanuel Romero


アルバムの最後を飾る劇的な1曲。フェニックスホーンのようなブラスは登場しないが、モーリス・ホワイトのようなラッセル・スペルマンのヴォーカル、ファルセット的なクワイヤ、アル・マッケイのようなカッティングなど速攻でアースを連想。"Shine"と云うタイトルもそれっぽい。それにしても、ニコラ・ディ・スターゾは懐が深い。後年のデモニア1stではバリバリのメタルギターも披露するディ・スターゾだが、この手のプレイもフツーに好きだったんだと云う感じ。この曲、ブラコンのファンなどにアースの未発表曲とホラ吹いても、全く疑われないはず。
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