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CLAUDIO SIMONETTI (1981)
KASSO Original Title
KASSO
Japanese Title
none
Artist
KASSO
Release Year
1981
Personnel
CLAUDIO SIMONETTI: keyboards
LINDA WESLEY: Vocal
etc
Label(s)
Banana (Italy)
Cover 'A' Designer: Claude Gorial and Pilar Caraballo
Lead vocal on "Brazilian Dancer" by Linda Wesley
All titles composed and arranged by Claude King (Claudio Simonetti)
except "Brazilian Dancer" composed by Wesley-Warner
Produced by Giancarlo Meo and Claudio Simonetti
Introduction
80年代ブリットファンク的なA1~A3は、"Easy Going"や"Capricorn"などとは明らかに違う硬派なサウンド。一方のB面は、"Easy Going"でもお馴染みのゴージャスなポップ路線が中心。要は、相変わらずのバラエティ度だったこの80年代初頭の別ユニット"Kasso"だが、最大の注目点は、ほぼ全編のリズムトラックがシーケンサーで纏められている辺り。そんなシークエンスもフィットするA面はさて置き、バリバリのブラックサウンドで纏められたB面全て(3曲目を除く)も、他ならぬシーケンサーのタイコだった辺りは只者じゃない。ベロシティの設定がどれほどの代物だったのかは知らないが、ここでのフツー以上にグルーヴするプログラムと云うのもシモネッティの音楽センスに他ならない。
「シャカタク」のようにしか聞こえないA1~A3だが、思えば、A1の"Walkman"が大ヒットしていた当時、世界市場で著名だったのは「シャカタク」ではなくシモネッティの方。と云うか、この辺りの前後関係などもはやどうでも良い事で、要は、鍵盤はもとよりギターやエレベもプレイするシモネッティのマルチな才能は、他の追従も許さぬ独壇場の世界だったと云う話。そんなシモネッティのマルチなパートはさて置き、かなりの大所帯になるようにも思えるB面の参加メンバーがノークレジットと云うのもフツーに微妙だが、何れにせよこれはシモネッティのキャリアの中でも重要な1枚。と云うか、"Easy Going"、"Claudio Simonetti"、"Capricorn"、"Vivien Vee"などと同様、他の年代では体験出来ない高いクオリティの音が満載。CD化を切に願う1枚。
Track Listings
Side A
1. WALKMAN 5:31

シーケンサーのタイコ+シンベによるリフレインなしの8ビートをバックにシモネッティのアコピがグルーヴする1曲。メロディラインはかなりキャッチャー。81年フランスでのゴールドディスクと云う盛況にも頷ける。アコピのソロも出色だが、終盤でのスラッピーなギターソロも当時は結構な衝撃だったはず。
2. ONE MORE ROUND 4:35

シャフル系の16ビートファンク。鍵盤と女性ヴォーカルがリフレインを交差させるテーマは、後の日本で大ヒットする「シャカタク」そのもの。ギターのカッティングにリンクするポリシンセのバッキングが出色。1曲目ではアコピだったソロがここではシンセソロに。
3. KASSO 4:05

シモネッティ名義のソロにも収録されたアップテンポの16ビートファンクだが、これは全くの別ヴァージョン。ピアノのメロに女性スキャットのお囃子と云うテーマは1&2曲目に続きシャカタクっぽいイメージながらも、サルサのエッセンスを本格的に導入する辺りは80年代前期のシャカタクにはなかった硬派なアプローチ。と云うか、シャカタクがロンドンで俄かなブームになり始めた頃、既にこちらはフランスを中心とする欧州を席巻していたんだけど。
4. ON THE SEA 3:28

アコピ中心の鍵盤アンサンブルによるインストバラード。タイトルのイメージそのままの1曲。と云うか、これは正しく80年代ならではのトロピカル系バラード。80年代を懐かしむ和製インストファンには堪らないサウンドのはず。
Side B
1. BRAZILIAN DANCER (Wesley-Warnar) 5:09

リンダ・ウェズレイのヴォーカルをフィーチャーする16ビートファンク。ヴォーカル+クワイヤ+ブラス+ギター+エレベ+パーカス+シークエンスのタイコと云うパート編成だが、この曲、シークエンスのタイコとも思えぬグルーヴ感。アル・マッケイにはやや及ばぬ印象のギターのカッティングもシモネッティのプレイだったとすれば、これは堂に入ったもの。と云うか、切れ味はさて置き、このナンバーのビートを支配しているのは他ならぬギターとエレベ。出色のヴォーカルやクワイヤ、ブラスなどがそのまんまゴージャスに聞こえるのも、グルーヴするリズムがあっての話。何れにせよグルーヴィーな1曲です。テーマのパートや終盤のブリッジでは、他ユニットでもお馴染みのリフレインが3度登場。
2. HOT NIGHT 4:54

タイトルイメージそのままの熱い1曲。ジャクソン5のようなヴォーカルユニゾンはもとより、男女ソリストも上手い人ばかり。ジャクソン5のようなヴォーカルユニゾンのAメロ、コーラス毎に入れ替わる男女ソリストのBメロ、クワイヤのCメロと何れのパートもダイナミック。ストリングスとブラスもかなりゴージャス。スラップをフィーチャーするイントロも面白いが、当時としては芸の細かいタイコのプログラムは注目度大。ハットのプログラムなどは最高に面白い。
3. KEY WEST 4:22

無機質なシークエンスにサルサのエッセンスが融合する異色の1曲。2コードを止め処もなく繰り返すテーマもかなり無機質。テクノ系のファンにはウケそうな感じ。"Kasso"の7インチ盤にカップリングされたナンバー。
4. I WANNA KNOW 4:42

アルバム最後にも相応しいドラマティックなポップナンバー。2曲目の"Hot Night"にも近いバリバリのアメリカンポップ路線。女性ヴォーカル+女性クワイヤの独壇場。リードとバッキングそれぞれのギターパートも大々的にフィーチャー。終盤のソロも出色。
WALKMAN (7" single) BRAZILIAN DANCER (7" single)
KASSO / KEY WEST (7" single) (Cover) KASSO / KEY WEST (7" single) (disc)
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