Return to Top トップページへ
overview
related artists
filmography
chronology
link
webmaster
NEW PERIGEO - EFFETTO AMORE Original Title
EFFETTO AMORE
Japanese Title
none
Artist
NEW PERIGEO
Release Year
1981
Personnel
GIOVANNI "pinguino" TOMASSO: voce solista, basso elettrico, coro, percussioni (A1)
MAURIZIO "lavori in corso" GIAMMARCO: sax tenore-alto-soprano, flauto e coro
CARLO "baby" PENNISI: voce solista (B4), seconda voce in (A5), chitarra elettrica, acustica e coro
DANILO "tomo subito" REA: pianoforte, tastiere, marimba e coro
AGOSTINO "da capire" MARANGOLO: batteria
guests:
MAURIZIO GUARINI: programmatore delle tastiere elettroniche
ROSARIO JERMANO: percussioni
AL GARRISON: percussioni (A1)
Label(s)
RCA (Italy)
Prodotto da Al "crazy glue" Garrison con la collaborazione di Giovanni Tommaso
Registrazioni e missaggi effettuati nello studio "D" della RCA di Roma
da Maurizio "stasera c'ho da fa" Montanesi
Half Speed Mastering: P. Mannucci
Introduction
80年代初頭、"Perigeo"のオリジナルメンバー、ジョヴァンニ・トマーゾ(ベース&ヴォーカル)が"New Perigeo"名義で突如リリースした1枚。後に"VOLO"の録音にも参加する木管のマウリツィオ・ジャンマルコと鍵盤のダニーロ・レアトマーゾの下に集う中、マランゴーロペンニージの参加で形になったユニットだが、両者も客演と云う形ではなく、これは正式なグループの一員としての録音盤。マランゴーロのインタヴューによれば、「ビヨンド」のサントラセッションに参加する直前、約1年の間に2つのツアーを経ての録音だったらしいが、ここでのアンサンブルは正にパーマネントバンドのそれ。即席のセッションとは一線を画した極上のアンサンブルが全編を貫く。
"Half Speed Mastering"と云うクレジットも懐かしいアルバムカヴァーだが、大方のサイトで紹介されている全8曲と云う情報は誤り。と云うか、実は全9曲収録と云う中、A4に収録された出色のインスト"Venezia"の情報が、大方と云うより全てのサイトで割愛されているが、この辺りもマイナーリリースタイトルのウェブ上での宿命に他ならない。
それにしても、この傑作が復刻されないと云うのもあり得ない。伊RCAが版権を握る中、伊"Mellow"辺りがサクッとCD復刻するのも難しい1枚なのかもしれないが、このままお蔵入りにするのもあまりに残念。これはゴブリン関連でのCD化を「たのみこむ」タイトルの中でも筆頭にリストアップすべき1枚ではないだろうか。ちなみに鍵盤のプログラムではグアリニも参加。ペンニージのリードヴォーカル("Bocca di Notte"のみ)が聴ける辺りもかなりレア。
Track Listings
Side A
1. MEDITERRANEO (M. Giammarco) 4:48

トロピカルなインストパートと流麗なヴォーカルパートが同居する名曲。70-80年代ならではの硬派なインストのエッセンスとイタリア人の歌心が昇華する出色の内容。80年代の典型的なサックスインストのようなイメージも終盤まで。バンドのメンツが流麗なクワイヤも披露するクライマックスはイタリアのコンボならでは。これは強烈な1曲。マランゴーロも120%のアピール度。と云うより、ここでのインパクトは過去のキャリアの中でも最高の一つ。エレベのトマーゾもこの曲に限りティンパレスを披露。
2. TENDER PACIFIC (G. Tommaso-C. Pennisi-D. Rea-Vanera) 4:41

さり気なくニヒルなヴォーカル曲ながらも、ヴォーカルパートでのインストのアンサンブルも実はかなり複雑な1曲。エレベ弾き語りのトマーゾも当たり前のように凄い。スポットでのダイナミズムも絶大なインパクト。と云うかこれは鳥肌モノ。懐の深いペンニージのギターも満喫出来る1曲。
3. IL LUNGO FILM (G. Tommaso-Vanera) 2:49

レギュラーと倍テンポの8ビートが目まぐるしく入れ替わるポップナンバー。当代ならではのニューウェイヴなサウンド。と云うか、インストの達人による極上のニューウェイヴと云う感じ。グアリニがプログラムを手掛けたとポリシンセも随所で登場。
4. VENEZIA (Piazza "Giammarco") (G. Tommaso) 3:39

哀愁のテナーによる1曲。トマーゾ作曲ながらも、サブタイトルの通り、ここでの主役はジャンマルコ。ここまでバッキングに回っていたペンニージも出色のリフレインを遂に披露。これはコテコテに硬派な正統派のインスト。クライマックスも俄然ヒートアップ。渡辺貞夫さんの80年代インスト曲のようなイメージ。
5. EFFETTO AMORE (G. Tommaso-Vanera) 3:34

キャッチャーかつメロウなヴォーカル曲。アルバムのアートワークとはイメージも大きく異なる。テーマのリピートを経てテナーのソロでフェイドアウトと云う構成も瞬く間と云う感じ。正直、この倍のサイズは楽しみたかった所。スリリングなユニゾンで幕を開けるイントロにも意表を突かれる1曲。
Side B
1. SHUFFLE (D. Rea-G. Tommaso-C. Pennisi-M. Giammarco) 3:53

タイトルそのままのゴキゲンなシャフルのインストながらも、テナー+鍵盤のユニゾンリフはかなりアカデミックな内容。ドラマティックな構成も素晴らしい。ダイナミックなアコピのバッキングとソロも披露するダニーロ・レアのプレイも絶品。と云うか、ダニーロ・レアのソロを聴けるのはこのトラックのみ。これぞ正しくレアなソロ。
2. QUESTA DONNA (G. Tommaso-Vanera) 4:21

アルバムでは唯一のカンタウトーレ路線の珠玉のバラード。タイトルのイメージもそのままのリリカルな1曲だが、それにしても、バリバリ硬派な超絶インストとこの手の路線が同居するアルバムと云うのも不思議な感じ。と云うか、この辺りが英米との大きな違い。だからイタリアはやめられない。
3. CIAO PAPA (G. Tommaso-Vanera) 4:18

勇壮なイントロパート、キャッチャーな16ビートのヴォーカルパート、アップテンポの8ビートのブリッジ、ギミカルなアクセントの16ビートのブリッジなど目まぐるしい展開の1曲。仄々としたイメージのタイトルからは想像も出来ないようなドラマティックな内容。トマージのヴォーカルは、アルバムでも随一の美しさ。アップテンポの8ビートのパートではペンニージのワイルドなソロが炸裂。
4. BOCCA DI NOTTE (C. Pennisi-Vanera) 4:22

ロック魂が炸裂する8ビートナンバー。作曲はもとより、リードヴォーカルから2パートのギターまでペンニージ尽くしの内容。それにしても、ヴォーカルパートを仕切るトマージを差し置いて、只でさえ珍しいペンニージのリードヴォーカル曲がトリを飾ると云うのもやや不思議な感じ。やがて訪れるCD時代のボーナストラックとも違う訳ですしね。ただ何れにせよ、これはクライマックスにも相応しいクールな1曲。と云うか、後の"Q Concert"を除けば、これが"New Perigeo"最後のトラックと云うのもあまりに惜しい話。
Copyright: The Fantastic Journey of Goblin - Authored by clockrestorange - All trademarks and copyrights on this page are owned by their respective owners.