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OPERA (1987 Soundtrack) without Mr. Simonetti tracks
OPERA (1987 Soundtrack)
Opera - Deep Red Original Title
OPERA
Japanese Title
none
Artist
CLAUDIO SIMONETTI
Release Year
1987
(release: 2003)
Personnel
CLAUDIO SIMONETTI
STEEL GRAVE
SIMONETTI HORROR PROJECT
SIMONETTI HORROR PROJECT II
DAEMONIA

Label(s)
Deep Red (Italy)
Composed and Performed by Claudio Simonetti
tr. 4 & 7: Performed by Steel Grave
tr. 12 & 13: Performed by Simonetti Horror Project
tr. 15: Performed by Daemonia
Introduction
"Deep Red"からリリースされた03年度編集盤。過去にリリースされたシモネッティ盤の内容と基本的には大差ないが、6曲目の"The Mask"と8曲目の"The Cinema Show"は、何れのアルバムヴァージョンでも未収録。あと気付いたのは、謎のバンド"Steel Grave"の"Knights of the Night"が、"Knight of the Night"とクレジットされている辺り。熟女風の女性キャストが出演する1989年度版「オペラ」のオリジナルPVも収録。
Track Listings
01. OPERA (C.Simonetti) 2:23

シモネッティがテーマ曲のイメージで提供したナンバー。ソプラノはペトラ・ミュラー女史。リリカルなメロとアルペジオがアカデミックな転調の中で炸裂。移調する後半の展開も出色。エンドクレジットで使用される他、劇中では、舞台監督の惨殺現場から街に彷徨い出るヒロインの姿を描くシーンで登場。後年の"Simonetti Horror Project"に収録されるのもこのヴァージョン。
02. CROWS (C.Simonetti) 2:42

3連のハード系ナンバー。タイトルから察すれば、犯人が正体を露にする終盤のシークエンスで使用されるタイトルだったのかも。と云うか、恨み晴らさでのカラスが主役となるあのシークエンスでは、絶妙にフィットしていたはず。ノーデン・ライトの"No Escape"も決して悪くはなかったが、やはり、ゴシックなリフも飛び出すこちらのナンバーに軍配が上がる。
03. IMPENDING DANGER (C.Simonetti) 1:46

ゲイト処理された無機質なビートと各種ポリシンセのサウンドが印象的なナンバー。タイトなビートのパートは、それぞれの映像シークエンスにもフィットする感はないが、ポリシンセのSE的サウンドのパートは、ロジャー・イーノの「ホワイト・ダークネス」にも代わるナンバーとして映える可能性も大。まぁ、蚊帳の外になってしまった結果を見据えれば今更どうこう云っても仕方のない所。
04. STEEL GRAVE - STEEL GRAVE (Composer: unknown) 3:11

謎のHRバンド"Steel Grave"の同名ナンバー。と云うか、このバンド、情報らしい情報がマジでない。サウンドを聴いた限りでは、Vocal+Guitarx2+Bass+Drumsと云う鍵盤抜きでの編成で、高速ソロを聞かせるようなスタンドプレイヤーは不在と云う事だけは確か。適度なレベルのギターソロとツインリードのリフを挟むいわゆる「アイアン・メイデン」系のバンド。ヴォーカルもディッキンソンに似てる。劇中では、フラットから脱出したヒロインが劇場に向うまでの街中のシーンで登場。
05. CONFUSION (C.Simonetti) 3:25

パーカスもフィーチャーされるタイトなリズムのイントロを聴けば、瞬間的に「デモンズ」を連想。4小節ワンセットのリフを延々と繰り返すテーマは、地道な聞き込み捜査に汗を流す刑事キャラのテーマ曲のよう。劇中では、殺人鬼の追撃を逃れたヒロインが演出家と会話を交わす劇場のシーンで登場。ただ、かなり微小なレベルで挿入される為に、耳を凝らしていないと聞き逃してしまう事も必至。
06. THE MASK (C.Simonetti) 1:58

中音域のシンセストリングス音にさまざまなSEが絡む前衛曲。
07. KNIGHT OF THE NIGHT - STEEL GRAVE (Composer: unknown) 2:46

4曲目に続く謎のHRバンド"Steel Grave"の2曲目。と云うか、舞台監督が血祭りに上げられるシーンで挿入されるこの曲、劇中での登場はこちらの方が先。ヒロインと殺人鬼が晴天の野原で追いかけっこをするクライマックスでも挿入されるが、あの映像の構図はまさしく空耳アワー。おぼつかないライトハンドをフィーチャーする適当なソロに続いてツインリードもフィーチャーする辺りは、やはりアイアン・メイデンっぽい。と云うか、情報も皆無に近いこのバンド、IMの覆面バンドだったような気も。
08. THE CINEMA SHOW (C.Simonetti) 1:58

云うまでもなくジェネシスのナンバーとは無関係。アタックの遅いシンセ音、錆びたハットを刻むような不規則なリズム音、ハートビート音など数種類のパートが調和する事なくパラレルに鳴り響く前衛曲。
09. COSMO (C.Simonetti) 3:46

ト長調のバラード。これは、81年のソロアルバム"CLAUDIO SIMONETTI"収録の"Astrology"のセルフカヴァー。内容は原曲のレヴューでも書かせて頂いた通りだが、カノン的な凡庸なイメージも受けるナンバーながらも、9小節ワンセットの前半と10小節ワンセット後半と云うサイズ違いの変奏は、いわゆるファーストイメージのカノンと呼ぶにも相応しくないオリジナリティだったのがこの曲。ちなみに、ニ長調だった原曲はシンセの多重録音アンサンブル。ダイナミックなアンサンブルに変貌を遂げたこちらの"Cosmo"は、前半パートを3回リピートする構成はもとより、後半のアレンジもクレイダーマン的な華やかなサウンドに変化しているが、やはり注視すべき所はシモネッティの非凡な作曲センス。老若男女に親しまれる曲者の軽音楽って、プログレッシヴの看板を掲げる連中にも結構高いハードルのはず。
10. CONFUSION (reprise) (C.Simonetti) 2:19

リプライズと題された同名タイトル5曲目のヴァリエーションだが、こちらの方が数段カッコイイ。こちらでのメインのリフは、5曲目で云えば、延々と繰り返されるテーマリフの最後に登場するカリオペらしき音色のフレーズ。スリリングなコードリフの挿入も絶大な効果。アルバム中でも一押しのトラック。
11. OPERA (Original demo played on piano - 1987) (C.Simonetti) 2:25

この曲以降は、エクストラボーナスと銘打たれたトラック。MIDIコントロールされたエレピとシンセストリングスをトラックダウンしたデモンストレーショントラック。
12. CROWS ("SIMONETTI HORROR PROJECT" version) (C.Simonetti) 3:08

サブタイトルの通り、91年の"Simonetti Horror Project"版のパフォーマンス。シモネッティ以下、Giacomo Castellano (Guitar), Maurizio Colori (Bass), Giulio Sirci (Drums)と云うメンツによる生演奏ヴァージョンだが、キレのあるタイコはもとより、ギターのリフもこちらの方が断然カッコイイ。取り分け、序盤で炸裂するタイコの32分割での2拍3連は鳥肌モノ。ノーデン・ライトの"No Escape"が挿入されるフィルムの終盤だが、仮にの話、このタイトルのこのヴァージョンが挿入されていればかなりイイ感じだったはず。
13. DAYS OF CONFUSION (C.Simonetti) 3:51

92年にリリースされたホラー・プロジェクトのセカンド"Days of Confusion"の同名タイトル。この曲、手っ取り早く云えば、劇中にも登場する4曲目"Confusion"のヴァリエーション。元ネタ曲との違いは、バンドアンサンブルと打ち込みを同期させたアップテンポのドラマティックなアレンジになっている辺り。生のタイコがシンクロした以降も、打ち込みのスネアでオカズが入るなど微妙な印象の小節も登場するが、総じて垢抜けたアレンジ。と云うか、情緒豊かな楽曲がそもそもの段階で感動的。サンプラーのクワイヤも絶大な効果。終盤のミニムーグ的なソロもノスタルジック。
14. CONFUSION (Original demo played on piano - 1987) (C.Simonetti) 3:25

テーマリフを奏でるエレピのプレイは出色。シンセストリングスのオブリガードとPGベース+打ち込みリズムが絡むデモンストレーショントラック。構成も違う正規のトラックと収録時間がほぼ同じだが、この辺りは全くの偶然。 
15. OPERA (C.Simonetti) 5:25
"DAEMONIA live at ProgWest Festival" Claremont, LA / November 9, 2002)

02年11月9日、ロスで行われたオムニバス・ステージからの抜粋。管弦シークエンスと同期するサウンドは、お馴染みのPVを踏襲する内容だが、コーラス間のエキゾチックなブリッジでのリフレインなどシモネッティの即興的なプレイも楽しめる1曲。クライマックスを締めるプレヴィターリのソロについても、最終盤でのライトハンド的なフレーズなど微妙な違いが楽しめる。と云うか、ここはソロと云うより、クライマックスでの長丁場のリフレインとも言えるパート。スリリングな即興を期待するのもナンセンスな話。
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