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OPERA (1987 Soundtrack) without Mr. Simonetti tracks
OPERA (1987 Soundtrack)
OPERA (2003 edition) Soundtrack
Opera - Anchor Bay Original Title
OPERA
Japanese Title
none
Artist
CLAUDIO SIMONETTI
Various
Release Year
1987
(release: 2001)
Personnel
CLAUDIO SIMONETTI
STEEL GRAVE
SIMONETTI HORROR PROJECT
SIMONETTI HORROR PROJECT II
DAEMONIA

Label(s)
Anchor Bay (US)
Composed and Performed by Claudio Simonetti
tr. 5 & 7: Performed by Steel Grave
tr. 8,9,12,13 & 14: Performed by Simonetti Horror Project
tr. 11: Performed by Daemonia
Introduction
米アンカーベイ社から01年にリリースされた"Limited Edition DVD"の付録版サントラ。"SIMONETTI HORROR PROJECT"のセカンド"Days of Confusion"から追加された4曲や"DAEMONIA"版のテーマ曲、"SIMONETTI HORROR PROJECT"版の"Crows"、謎のHRバンド"STEEL GRAVE"の2曲などがカップリングされた内容。"Impending Danger"のリプライズと題されたトラックは、全4種類存在するサントラシリーズの中では唯一のタイトルだが、その実、これは元ネタ曲と同一の内容。
Track Listings
01. OPERA (C.Simonetti) 2:28

シモネッティがテーマ曲のイメージで提供したナンバー。ソプラノはペトラ・ミュラー女史。リリカルなメロとアルペジオがアカデミックな転調の中で炸裂。移調する後半の展開も出色。エンドクレジットで使用される他、劇中では、舞台監督の惨殺現場から街に彷徨い出るヒロインの姿を描くシーンで登場。後年の"Simonetti Horror Project"に収録されるのもこのヴァージョン。
02. CROWS (C.Simonetti) 2:42

3連のハード系ナンバー。タイトルから察すれば、犯人が正体を露にする終盤のシークエンスで使用されるタイトルだったのかも。と云うか、恨み晴らさでのカラスが主役となるあのシークエンスでは、絶妙にフィットしていたはず。ノーデン・ライトの"No Escape"も決して悪くはなかったが、やはり、ゴシックなリフも飛び出すこちらのナンバーに軍配が上がる。
03. IMPENDING DANGER (C.Simonetti) 1:49

ゲイト処理された無機質なビートと各種ポリシンセのサウンドが印象的なナンバー。タイトなビートのパートは、それぞれの映像シークエンスにもフィットする感はないが、ポリシンセのSE的サウンドのパートは、ロジャー・イーノの「ホワイト・ダークネス」にも代わるナンバーとして映える可能性も大。まぁ、蚊帳の外になってしまった結果を見据えれば今更どうこう云っても仕方のない所。
04. CONFUSION (C.Simonetti) 3:28

パーカスもフィーチャーされるタイトなリズムのイントロを聴けば、瞬間的に「デモンズ」を連想。4小節ワンセットのリフを延々と繰り返すテーマは、地道な聞き込み捜査に汗を流す刑事キャラのテーマ曲のよう。劇中では、殺人鬼の追撃を逃れたヒロインが演出家と会話を交わす劇場のシーンで登場。ただ、かなり微小なレベルで挿入される為に、耳を凝らしていないと聞き逃してしまう事も必至。
05. STEEL GRAVE - STEEL GRAVE (Composer: unknown) 3:13

謎のHRバンド"Steel Grave"の同名ナンバー。と云うか、このバンド、情報らしい情報がマジでない。サウンドを聴いた限りでは、Vocal+Guitarx2+Bass+Drumsと云う鍵盤抜きでの編成で、高速ソロを聞かせるようなスタンドプレイヤーは不在と云う事だけは確か。適度なレベルのギターソロとツインリードのリフを挟むいわゆる「アイアン・メイデン」系のバンド。ヴォーカルもディッキンソンに似てる。劇中では、フラットから脱出したヒロインが劇場に向うまでの街中のシーンで登場。
06. COSMO (C.Simonetti) 3:48

ト長調のバラード。これは、81年のソロアルバム"CLAUDIO SIMONETTI"収録の"Astrology"のセルフカヴァー。内容は原曲のレヴューでも書かせて頂いた通りだが、カノン的な凡庸なイメージも受けるナンバーながらも、9小節ワンセットの前半と10小節ワンセット後半と云うサイズ違いの変奏は、いわゆるファーストイメージのカノンと呼ぶにも相応しくないオリジナリティだったのがこの曲。ちなみに、ニ長調だった原曲はシンセの多重録音アンサンブル。ダイナミックなアンサンブルに変貌を遂げたこちらの"Cosmo"は、前半パートを3回リピートする構成はもとより、後半のアレンジもクレイダーマン的な華やかなサウンドに変化しているが、やはり注視すべき所はシモネッティの非凡な作曲センス。老若男女に親しまれる曲者の軽音楽って、プログレッシヴの看板を掲げる連中にも結構高いハードルのはず。
07. KNIGHTS OF THE NIGHT - STEEL GRAVE (Composer: unknown) 2:50

5曲目に続く謎のHRバンド"Steel Grave"の2曲目。と云うか、舞台監督が血祭りに上げられるシーンで挿入されるこの曲、劇中での登場はこちらの方が先。ヒロインと殺人鬼が晴天の野原で追いかけっこをするクライマックスでも挿入されるが、あの映像の構図はまさしく空耳アワー。おぼつかないライトハンドをフィーチャーする適当なソロに続いてツインリードもフィーチャーする辺りは、やはりアイアン・メイデンっぽい。と云うか、情報も皆無に近いこのバンド、IMの覆面バンドだったような気も。
08. CROWS ("SIMONETTI HORROR PROJECT" version) (C.Simonetti) 3:11

サブタイトルの通り、91年の"Simonetti Horror Project"版のパフォーマンス。シモネッティ以下、Giacomo Castellano (Guitar), Maurizio Colori (Bass), Giulio Sirci (Drums)と云うメンツによる生演奏ヴァージョンだが、キレのあるタイコはもとより、ギターのリフもこちらの方が断然カッコイイ。取り分け、序盤で炸裂するタイコの32分割での2拍3連は鳥肌モノ。ノーデン・ライトの"No Escape"が挿入されるフィルムの終盤だが、仮にの話、このタイトルのこのヴァージョンが挿入されていればかなりイイ感じだったはず。
09. DAYS OF CONFUSION (C.Simonetti) 3:53

92年にリリースされたホラー・プロジェクトのセカンド"DAYS OF CONFUSION"の同名タイトル。この曲、手っ取り早く云えば、劇中にも登場する4曲目"Confusion"のヴァリエーション。元ネタ曲との違いは、バンドアンサンブルと打ち込みを同期させたアップテンポのドラマティックなアレンジになっている辺り。生のタイコがシンクロした以降も、打ち込みのスネアでオカズが入るなど微妙な印象の小節も登場するが、総じて垢抜けたアレンジ。と云うか、情緒豊かな楽曲がそもそもの段階で感動的。サンプラーのクワイヤも絶大な効果。終盤のミニムーグ的なソロもノスタルジック。
10. IMPENDING DANGER (Reprise) (C.Simonetti) 1:48

3曲目のリプライズと題されたこのトラックは、4種類存在するサントラの中でも唯一のタイトル。となれば、貴重なトラックと云う事にもなるが、恐らくは3曲目と全く同じ内容。何かの手違いだったのだろうか。
11. OPERA ("DAEMONIA" version) (C.Simonetti) 4:35

シモネッティのパーマネントバンドとしてすっかり定着した「デモニア」版のパフォーマンス。原曲の約2倍のサイズながらも内容は充実。フルオケの繊細なサウンドとコンボのダイナミズムが融合する出色のアレンジ。ギターソロもドラマティック。シモネッティ以下のメンツは、Bruno Previtali (Guitar), Federico Amorosi (Bass), Titta Taniと云う面々。ソプラノは、エレナ・ベレーナ(Elena Berena)。
12. ALBINONI IN ROCK (C.Simonetti) 4:43

92年にリリースされたホラー・プロジェクトのセカンド"DAYS OF CONFUSION"からの抜粋。原曲はアルビノーニ(Tomaso Giovanni Albinoni)のアダージョ。ノーマン・ジュイソン監督作品「ローラーボール(Rollerball: 1975)」でも挿入された著名な1曲。作曲はシモネッティと云うクレジットだが、周知の通りこの曲は、元々がアルビノーニのオリジナルとは認知されていないナンバー。ここではストレートな8ビートの変奏に終始しているが、実に効果的だったのは、タイコがリズムを刻む直前でテンポアップする辺り。煌びやかな音色のディストーションギターが如何にバロックにフィットするかを物語る1曲。それにしても、この録音が後年の"CLASSICS IN ROCK"に収録されなかったのも疑問だったが、04年の"Deep Red"盤の再編集CDでは遂に陽の目を見る事に。
13. I'LL TAKE THE NIGHT (C.Simonetti-R. Chiarelli) 5:12

前曲に続き"DAYS OF CONFUSION"からの抜粋。85年の"SKYWALKER"でもコンビを組んだリタ・キアレッリが歌詞を書き下ろしたヴォーカル曲。微妙にハスキーなヴォーカルがキアレッリその人。アメリカナイズされたポップ感覚と技巧派メタルの感性が融合する8ビートのロックナンバー。キャッチャーなヴォーカルパートも然る事ながら、ギター+鍵盤の16分割のユニゾンリフなどアグレッシヴなパートがここでの山場。ツーバスも炸裂するギター+鍵盤のソロのパートは、リリース当時のその筋の界隈でもかなりの内容だったと云えるはず。ドナート・イオッツェーリのギターは当代ならではの凄さと云った所だが、シモネッティのここでのソロは当時の鍵盤奏者の中でも稀なポテンシャル。実際、リリース当時に聴いた際には、思い浮かぶのもヤンス・ヨハンソンぐらいだったので。それにしても、ポップとメタルがそれぞれに満開のナンバーと云うのも結構珍しいのかも。イントロが完全ポップでエンディングが完全メタルと判り易い辺りも物凄い。
14. TO FEDERICA (C.Simonetti) 3:10

この曲も"DAYS OF CONFUSION"からの抜粋。名曲のカヴァーアルバム"CLASSICS IN ROCK"に名を連ねる「オリジナル」と云う辺りからも、シモネッティの自信が伺える一曲。と云うか、この曲、毒気はないけどマジでカッコイイです。2拍3連の劇的なイントロ、エマーソンを髣髴とさせる数々のリフレイン、アカデミックなリフの数々と聴き所も満載。管弦楽のサウンドもかなりゴージャス。リリース当時はもとより、21世紀初頭の鍵盤インストナンバーを羅列しても最高水準のポテンシャル。名曲。
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