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ANGELO BRANDUARDI - IL LADRO Original Title
IL LADRO
Japanese Title
none
Artist
ANGELO BRANDUARDI
Release Year
1990
Personnel
ANGELO BRANDUARDI: voce, chitarre, violino, armonica
MARCO CANEPA: pianoforte, tastiere
GIAMPAOLO CASATI: tromba, flicorno
RICHARD GALLIANO: bandoneon
CLAUDIO GUIDETTI: basso, tastiere
AGOSTINO MARANGOLO: batteria, percussioni
ADRIANO MONDINI: corno inglese
con la partecipazione di:
FRANCO MUSSIDA: chitarra classica e 12 corde
Label(s)
EMI (Italy), Polydor (Italy)
Musiche di Angelo Branduardi
Testi di Luisa Zappa Branduardi
Prodotto da A. Branduardi, M. Canepa e C. Guidetti
Registrazioni effettuate allo Studio Canepa - Loc. Chignero
Missaggi effettuati allo Studio Mulinetti - Recco
Ingegnere del suono - Marco Canepa
In copertina "Angelo Branduardi" acrilico su cartoncino di Silvio Monti, 1989
Introduction
サントラやコンピ盤、3枚組ライヴを除けば、88年の"Pane e rose"以来2年ぶりとなる通算11枚目のオリジナルアルバム。リヴァーブ全開のサウンドの中、アコギのスローなリフレインに命を吹き込むアプローチは、ヴァイオリンがルーツのアカデミックな素養を持つブランドゥアルディならではなのかも。その辺りを代表する1曲目と純粋なルンバの2曲目がここでのそれぞれの基点。そんな2つのスタイルがアルバムコンセプトの屋台骨に他ならない。
マランゴーロのタイコもその重要なピース。派手な技術を披瀝するようなトラックは1曲もないが、これは引き出しの広さを改めて証明して見せたような1枚。百戦錬磨のスタジオワークの中でも最もアカデミックな仕事だったのではないだろうか。本作リリースの数年前には、実兄のアントニオがアカデミックな路線に転進しているが、そんな両者の満を持しての競演を実現させたのが約10年後の"DAY BY DAY"。ゴブリン作品やスタジオワークでの過去の競演とは明らかに質の異なる内容だった。
アルバムに寄せたブランドゥアルディ自身のコメントは次の通り。
"The album is anxious and uneasy and is what I was and what I am, beyond the usual history of the little child and the threepenny ecologism..."

以下のリンクは、ブランドゥアルディのオフィシャルサイト。
http://www.angelo-branduardi.com/
Track Listings
01. IL LADRO 4:43

泥棒や追いはぎの事を指す"Ladro"と云うタイトルだが、全編に登場するアコギのリフレインは、まさに無法者を描く西部劇の代名詞のようなフレーズ。ちなみに米国のポップに例えれば、ボンジョヴィの"Wanted Dead Or Alive"のような感じ。ただ、テンション感覚100%のアコピのヴォイシングを始めとするアカデミックなアレンジはブランドゥアルディならでは。居合い抜きのような殺気漂うマランゴーロのタイコも、さながら西部劇の決闘シーンを見ているよう。リヴァーブの効果も絶大。のっけから強烈な1曲。
02. MADAME 4:16

バンドネオンをフィーチャーする正統派ルンバ。と云うか、そのままルンバな1曲。ビートルズの"Till there was you"のようにリズムだけを借用するポップソングではなく、これは硬派なラテン感覚でのそれ。マランゴーロのシャープなタイコもスポットで楽しめる1曲。
03. BELLA FACCIA 3:24

牧歌的なバラード。スローな16ビート。透明感溢れるオケチャンネルのリヴァーブ効果が絶品の1曲。最終コーラス手前の金管ソロも絶大なインパクト。
04. UOMINI DI PASSAGGIO 3:30

2曲目に続くルンバ路線の1曲。ただ今度は、上質なオリジナルにルンバのエッセンスを取り入れた内容。3曲目に続く金管ソロも絶品。ホテルのサロンなどでこんなアンサンブルをさり気なく演られた日には卒倒するかも。
05. BALLERINA 3:15

CSN&Yのメンツやディランなどにも代表される米国トラッド路線の1曲。リヴァーブ全開のアコギが主体の悠然としたパフォーマンスは1曲目にも同じ。微妙にクレッシェンドし続ける鍵盤ストリングス+4分割のバスドラがここでの大きな特徴。基本エッセンスは他ならぬ米国トラッドながらも、これは米国人では決して真似の出来ないパフォーマンスなのかも。
06. AMAZZONIA 4:22

2+4曲目に続くルンバ曲。と云うかこれはかなり面白い1曲。詞の内容とアンサンブルはラテン寄りでも、ヴォイシングのエッセンスは米国トラッドと云う興味深い内容。ここまでのコンセプトを集約するような1曲。
07. IL BAMBINO DEI TOPI 4:31

牧歌的なフォークソング。ギター2本+鍵盤+タイコでの列記とした8ビートのアンサンブルながらも、透明感が全編を貫く出色のアレンジ。
08. IL TEMPO DI PARTIRE 4:34

「旅立ちの時」と云うタイトルイメージそのままの1曲。60/秒辺りでの8分刻みのマランゴーロのワイアブラシも時を刻んでいるかのよう。それにしても、このリヴァーブ全開のサウンドは、音楽と云うよりヴィジュアルの世界。スコアの依頼が舞い込む事にも頷ける。
09. IL GRIDO 2:58

ここではもはやお馴染みのカリビアンナンバー。ネイティヴなビートをスローダウンしたような感じ。「叫び」と云うタイトルの通り、抑圧されたイメージが全編を貫く1曲。マランゴーロのタイコもアルバム一のアピール度。
10. AI CONFINI DELL'ASIA 4:55

透明度100%の情緒豊かな1曲。アコギ弾き語りの前半+フラットな8ビートの後半による5分弱。例えようもない無国籍なサウンドはある種の凄味。
11. FESTA 1:53

これは牧歌的な1曲。アコギ弾き語り+鍵盤クワイヤによるシンプルなアンサンブル。リヴァーブ全開のサウンドはこれまでに同じ。
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