Return to Top トップページへ
overview
related artists
filmography
chronology
link
webmaster
MARANGOLO TURONE - Duo (1987)
CONSOLMAGNO & MARANGOLO - Kalaungumachine (1994)
FLACO BIONDINI e ANTONIO MARANGOLO - DESDE EL ALMA Original Title
DESDE EL ALMA
Japanese Title
none
Artist
FLACO BIONDINI
ANTONIO MARANGOLO
Release Year
1998
Personnel
FLACO BIONDINI (a.k.a. Juan Carlos Biondini): chitarra
ANTONIO MARANGOLO: sax soprano
Label(s)
AMF & Nemessi (Italy)
Registrato al studio di Robiera, 1, 2, 5, 6 ottobre 1998 da Andrea Bovacchi
Coordinamento: Roberto Manuzzi
Introduction
アントニオのデュオ作品と云えば、ピアニストのジローラモ・トゥローネとの競演盤"Duo (1987)"、パーカス奏者のペッペ・コンソルマーニョとの競演盤"Kalungumachine (1994)"が著名だが、96年リリースの本作は、アルゼンチン人ギタリストのフアン・カルロス・ビオンディーニとのデュオ作品。これはフランチェスコ・グッチーニの"Signora Bovary (1987)"、"D'amore di morte e di altre sciocchezze (1996)"での競演を経て実現した1枚。録音期間も僅か4日間だった中、1日2~3曲ペースでの全10曲だった事を考慮すれば、これは限りなくライヴ感覚にも近い内容。と云うか、この辺りは過去の作品に同じスタンス。
バラエティ度100%の内容だった"Duo"やネイティヴな前衛路線だった"Kalungumachine"だが、今回はビオンディーニが選曲のイニシアティヴを執るタンゴ中心の内容(アントニオも3曲提供)。そんな一本気な内容には硬派なイメージも付きまとうが、そもそもが引き出しの広いパフォーマンスはプレイ自体にバラエティさが備わるもの。ついては、フリーな感覚だけでは済まされぬ高難易度のタンゴの傍らでも垂涎の即興+アンサンブルが堪能出来る。87年の"Duo"と同様、現在では入手するのもかなり難しい1枚だが、ここはサクッと再発して欲しい所。これはマジで凄い1枚。
Track Listings
01. POKER DE ASIS (J.C. Biondini) 5:23

ドラマティックかつメロウなタンゴ曲。テーマ×2、8小節ずつ交互のソロ×3、エンディングのリフレインと云う構成。アコギソロのバッキングもソプラノがプレイ。これは一発目にも相応しい名曲。情緒豊かなソプラノと流麗なアコギが織り成す至極のアンサンブル。
02. SUONA PER ME (A. Marangolo) 4:10

ミドルテンポの叙情的な1曲。最初と終わりのテーマにソプラノ+アコギのソロを挟む構成。両者共に垂涎のソロを披露。ちなみにここでのアコギのソロはオーヴァーダブ。
03. DESDE EL ALMA (Melo-Velez) 7:15

お馴染みタンゴの名曲。ミドルテンポのワルツ。云うまでもなく最大の山場は長丁場のリフレイン。と云うか、これはライヴ感覚での物凄い緊張感。ソロなしでの7分強の長さながらも瞬く間の1曲。
04. EL TRECE (J.C. Biondini) 5:33

足早なパートとスローなパートが交差するドラマティックなタンゴ曲。道に迷ったキャラクターが途方に暮れるているようなイメージの1曲。アコギの多重録音に重なるソプラノが絶大なインパクト。
05. MILONGA DE ANDAR LEJOS (J.C. Biondini) 7:55

これはいわゆる泣きの1曲。テーマからソプラノのソロ、新たなモチーフによるアコギのソロ、テーマと云う構成。テンポも変わる新たな段落でいきなりアコギのソロと云うのもかなり斬新。終わってみれば、これもタンゴだったのかなと納得させられる感じ。イントロではアルバム唯一のパーカスも登場。
06. L'USIGNOLO DEL LEVANTE (A. Marangolo) 4:22

物語のスクリプトをそのまま楽曲にしたようなドラマティックな内容。長丁場のテーマも瞬く間に過ぎる。これはアントニオが主役の1曲。リヴァーブをゲイト処理するイントロのソプラノも面白い。
07. VIVI (J.C. Biondini) 8:33

ここまででも最高のインパクトのタンゴ曲。情感豊かなフリーテンポの3/4テーマからインテンポの4/4に変化する中、ソプラノ+アコギのソロを経てテーマで帰結する内容。これはとにかく美しい1曲。ノスタルジーが押し寄せる。
08. EL GATILLO (J.C. Biondini) 8:07

チック・コリアのスペインのようなユニゾンリフが真骨頂のタンゴ曲。ソロのテンションもかなり高い。伴奏のオーヴァーダブなしのギターソロも物凄いインパクト。双方のパートが即興的に絡み合う後半では言葉も失う。これは凄い。マジで失神モノ。
09. UNA DONNA PER L'INVERNO (A. Marangolo) 7:54

ドラマティックな内容のタンゴ曲。アントニオが主役のテーマ+アドリブ、情感豊かなビオンディーニのアコギソロ、序盤での軽快な4/4とは異なるスリリングな3/4拍子のテーマで帰結する内容。ここまででも珍しくはないロングサイズの1曲だが、これも瞬く間の1曲。
10. VIDALA PARA MI SOMBRA (J. Santo Espinosa) 7:30

「わが影によせるビダーラ」と云う邦題でも知られるフォルクローレ曲。情感豊かなワルツ曲。正直、「ビダーラ」と名の付く他のナンバーと勘違いしていたが、こちらもかなりのインパクト。と云うか、ひたすらペーソスタッチの1曲。ここまでの怒涛の内容が内容だっただけに、ある意味、アルバムラストにも相応しい。イントロ開始直後の僅か一瞬、ラウンドアバウトを思わせるギターソロにもビックリ。
Copyright: The Fantastic Journey of Goblin - Authored by clockrestorange - All trademarks and copyrights on this page are owned by their respective owners.