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DAEMONIA - Dario Argento Tribute (2000)
DAEMONIA - Live in Tokyo (2003)
DAEMONIA - Live in Los Angeles (2006)
DAEMONIA / LIVE...OR DEAD Original Title
LIVE...OR DEAD
Japanese Title
none
Artist
DAEMONIA
Release Year
2001
Personnel
CLAUDIO SIMONETTI: Keyboards
BRUNO PREVITALI: Guitar
FEDERICO AMOROSI: Bass
TITTA TANI: Drums
featuring:
ELENA BERERA: Soprano (7, 10, 12)
VESNA DUGANOVA: Soprano (18)
Label(s)
Deep Red (Italy)
Movie Strings Orchestra: Arranged and conducted by Claudio Simonetti
1st Violin: Andrea Cartesi
Orchestra Coordinator: Piero Cesare Zampini
All songs arranged by DAEMONIA
Recorded live in Italy during 2000/2001
Engineer: Giuseppe Ranieri
Mixed at ACQUARIO STUDIO - Rome by Claudio Simonetti
Mastered at REFERENCE MASTERING STUDIOS by Fabrizio De Carolis
Photos by Maurizio Righi
Cover concept by Claude King
Produced by CLAUDIO SIMONETTI
Introduction
前年度リリースの"Dario Argento Tribute"をソックリ再現するライヴアルバム。冒頭1-2曲目("Halloween", "Tubular Bells")と最終トラック("Gamma")の各スタジオヴァージョンの新曲を除けば、全ての曲順も前作に同じ。大方のアレンジもスタジオ録音だった前作に同じだが、ついては管弦セクションがジョイントするトラックも同一。となれば、どちらか1枚を持っていれば良いような気もするが、それは大きな誤り。ディ・スターゾからブルーノ・プレヴィターリに様変わりしたギターセクションは全くの別モノ。ディ・スターゾのパフォーマンスを踏襲する内容も少なくはないが、これも恐らくは制作側の意向。見方を変えれば、元ネタを踏襲する内容では楽しさも倍増する。
しかも、後年のギグでもお馴染みとなる"Halloween"と"Tubular Bells"はもとより、本タイトルでしか聴けないデモニア版"Gamma"の収録は何より嬉しい所。と云うか、これはファンサービスにも等しい計らい。マキシでの別リリースと云うケースもフツーではあり得るので。臨場感溢れるサウンドもライヴ収録の本タイトルならではだが、取り分けモリコーネの2曲"La Sindrome di Stendhal Theme"と"Sospiri e Sospiri"は面白い。ロングサイズの内容は前作を凌ぐ。前年リリースの"Dario Argento Tribute"や06年リリースの米西海岸ライヴ映像とはワンセットで楽しみたい1枚。
Track Listings
Studio tracks
01. HALLOWEEN (John Carpenter-Howart) 4:23

ホラープロジェクトのセカンド"DAYS OF CONFUSION"(92年)でもカヴァーされたナンバーだが、ハウス系だった前作とは一変、ここではメタリックな8ビートに変貌。と云うか、8分割り3連アクセントの原曲テーマそのものが緊張感も充分な為に、ここでのスリリングな8ビートも良く似合うと云う感じ。ちなみに、3連のバッキングが飛び出すクライマックスのパートはバリバリの新ネタ。同パートでのギターソロの後、"Tubular Bells"に間髪入れず突入すると云う流れ。
02. TUBULAR BELLS (Mike Oldfield) 2:31

ウィリアム・フリードキン監督作品「エクソシスト(The Exorcist: 1973)」のテーマ。元々はマイク・オールドフィールドのきちんとしたコンセプトナンバー。これは96年の"X-TERROR FILES"と基本的には同一のアレンジ。シモネッティの怒涛のソロが割愛される中、"X-TERROR FILES"ヴァージョンのアブリッジ版のような印象も受けるが、ベースのソロがフィーチャーされるのはこのデモニア版のみ。
Live tracks
03. L'ALBA DEI MORTI VIVENTI (Simonetti-Marangolo-Morante-Pignatelli) 4:58

78年「ゾンビ」のサントラ1曲目。映画タイトルとは異なる曲名だが、フィルムのオープニングを飾る実質上のテーマ曲(USカットのオープニングは"Alternate Take")。ヘヴィネスなアンサンブルはもとより、イントロとエンディングをギターで締め括る構成もスタジオ盤"Dario Argento Tribute"に同じ。早弾きも飛び出すソロはブルーノ・プレヴィターリのギターならでは。それにしても、この曲の前後に歓声が入ると云うのも俄かには信じられないような感じ。マジで嬉しい。
04. DEMON (Claudio Simonetti) 5:19

85年「デモンズ」のテーマ。リヴァーブ全開のイントロ+沸き上がる歓声は鳥肌モノ。アンサンブルの骨子はもとより、弦楽セクションがジョイントするパートも前作のスタジオ盤に同じだが、やはりこれはライヴならではのミックス。各パートそれぞれの臨場感は前作のスタジオ録音とは全くの別モノ。
05. INFERNO (Keith Emerson) 1:44

80年「インフェルノ」のテーマ。作曲はキース・エマーソン。前作のスタジオ録音と寸分違わぬパフォーマンスながらも、終盤でのカウンターリフレインはこちらの方が好バランス。と云うより、弦楽セクションを際立たせるミキシングは、キースの原曲の印象にも近い。カウンターの木管が殆ど聴こえないバランスも前作のスタジオ録音とはやや異なる点。
06. MATER TENEBRARUM (Keith Emerson) 3:17

80年「インフェルノ」の挿入曲。作曲はキース・エマーソン。クワイヤを従えるキースがハモンドをプレイするPVも存在する著名曲。スタジオ版とは異なるイントロの鍵盤リフや、木管パートに挿入される鍵盤リフなどを除けば、前作のスタジオ録音にもほぼ等しい内容。ただ、ギターのソリッドなサウンドもそのまま活かされる中、終盤のクワイヤ+チャーチオルガンのパートも原曲のイメージに近かった前作の録音と、音色の設定も総じてライヴ的なこちらの録音ではそれぞれのイメージも当たり前のように異なる。要はそれぞれに楽しめると云う事なのかも。2度のカウントを挿入するエンディングはライヴならではの切れ味。
07. OPERA (Claudio Simonetti) 4:36

87年「オペラ座/血の喝采」のテーマ。これは同年度にリリースされたPVでもお馴染みの録音。MIDI制御されたイントロの鍵盤パートから前作とは異なる内容だが、何より面白かったのはギターソロでの微妙な違い。ディ・スターゾのソロを踏襲するブルーノ・プレヴィターリのソロは、あたかもコンペ等での課題曲を聴いているかのような感じだが、その実、超劇的なリフレインと化しているような名演のカヴァーには違和感も皆無。と云うよりこれは、ディ・スターゾのパフォーマンスにも向こうを張るプレヴィターリのポテンシャルを推し量るには格好の材料。とにかくあのピッキングハーモニクスは鳥肌モノ。プレヴィターリもかなり巧い。最終盤、スタジオ版では16分割だった音列をここでは8分割で纏めるシモネッティだが、この辺りの飽くなきスタンスはさすが。アンサンブルで幕を下ろす87年当時のオリジナルを含めれば、ここでのエンディングは3種類目のアレンジ。
08. Intro SUSPIRIA (Claudio Simonetti) 1:32

原曲「サスペリア」のヴォイシングを活かしたイントロダクション。移調感覚のコードワークが絶品。独立させた事にも頷ける満を持しての新ネタ。
09. SUSPIRIA (Simonetti-Marangolo-Morante-Pignatelli) 5:02

77年「サスペリア」のテーマ。ギターソロの後のクワイヤの3連リフを含むダイナミックなパートや、イントロでの弦楽器ブズキのディレイ処理など前作の新ネタもそのまま再現する1曲。イントロでのシンバルワークの手数の多さはライヴならではだが、やはり、ディ・スターゾプレヴィターリのギターソロを比較出来る辺りが何より楽しい。
10. PHENOMENA (Claudio Simonetti) 5:08

85年「フェノミナ」のテーマ。前作のスタジオ版と同様、管弦セクションを要所に配する貴重なパフォーマンス。7曲目の"Opera"終演後、"Movie Strings Orchestra"とギタリストのプレヴィターリが紹介されていた辺りから察すれば、一連の管弦トラックもオーヴァーダブではなかった事になるが、そんな全てのギグでは実現出来なかったと思われる管弦セクションとのジョイントは"Opera"のように映像でも見たかった所。
11. LA SINDROME DI STENDHAL THEME (Ennio Morricone) 5:31

96年「スタンダール・シンドローム」のテーマ。作曲はエンニオ・モリコーネ。前作のスタジオ録音では直線的な鍵盤ストリングスが絶大なインパクトだった中、ここではやや影を潜めた感もあるが、各インストのソロ中心の内容では当然の話。これは長丁場のセットリストの中でも一つのピークに位置する超目玉の1曲。ハモンド+ギターのロングサイズのソロはもとより、終盤ではタイコの見せ場も登場。バスドラのコンビネーションも相変わらず凄い。それにしてもこの曲のインパクトは絶大。
12. TENEBRE (Simonetti-Morante-Pignatelli) 5:52

82年「シャドー」のテーマ。これは前作のスタジオ録音をソックリ再現する1曲。アルジェントのナレーションから矢野顕子さんのようなアンニュイなソプラノも全て登場。それにしても、前作のようなスタジオ録音ならまだしも、このライヴでの6分にも迫るロングサイズのナンバーにしてインプロのパートが皆無と云うもかなり凄い。ついては、終盤でようやく登場するテーマの衝撃もひとしおと云う流れ。これは正に82年のサントラB面そのままの雰囲気。
13. SCHOOL AT NIGHT (Giorgio Gaslini) 0:49

75年"PROFONDO ROSSO"(aka「サスペリアPART2」)の挿入曲。作曲はジョルジョ・ガスリーニ。チビっ子のララバイとミュージック・ボックスによる完全デュオだった前作だが、ここではタイコのシンバルワークもジョイント。観客の奇声も聞こえる。と云うか、このタイトルで奇声を上げるお客ってのも相当のマニア。
14. MAD PUPPET (Simonetti-Martino-Morante-Pignatelli) 3:25

75年"PROFONDO ROSSO"(aka「サスペリアPART2」)の挿入曲。リリースから25年目にしてようやく中身のあるブルースとなった前作だが、ここでのソロの内容も当たり前のように全くの別モノ。前作では9thや7thのコードワークに終始していたシモネッティも、ここではトニック4小節分のソロを披露。それにしても、1コーラスの途中でソロを渡してしまえると云うのも鋼のようなプロ根性に他ならないのかも。
15. Intro PROFONDO ROSSO (Claudio Simonetti) 0:46

鍵盤クワイヤとタイコの即興的なイントロダクション。シークエンスとモノシンセが切り込む中、そのままメインの楽曲に突入。
16. PROFONDO ROSSO (Simonetti-Martino-Morante-Pignatelli) 5:18

75年"PROFONDO ROSSO"(aka「サスペリアPART2」)のテーマ。前作スタジオ録音の名演を忠実に再現する1曲。弦楽セクションがジョイントする編成はもとより、あの劇的なギター+弦楽のリフレインまで全ての内容が同じだが、随所でのタイコのカウントや総じてリヴァーブ全開のサウンドはこのライヴならではの醍醐味。これは映像でも見たかった1曲。
17. SOSPIRI E SOSPIRI (Ennio Morricone) 4:42

98年「オペラ座の怪人(日本国内劇場未公開)」のテーマ。英語タイトルは"Sighs and Sighs"。作曲はエンニオ・モリコーネ。ギター+アコピ+弦楽セクションのコーラスリピートで幕を下ろした前作だが、ここではタイコとエレベが参加する劇的なコーラスを追加。と云うか、何度でも聴きたくなるこの曲、これでもまだ物足りないような感じ。とにかくこの曲のインパクトは絶大。数多くの名作で名曲の数々を生み出したモリコーネだが、このタイトルの原曲スコアはオムニバスベスト盤の収録も必至の1曲。ちなみにこのトラックの終演後、いきなり飛び出すハードなカデンツは、ステージそのものを締め括るパートで、云うまでもなくこの楽曲とは何ら関係のないサウンド。
Studio track
18. GAMMA (Enrico Simonetti) 4:03

クラウディオの亡き父エンリコが手掛けた伊TVドラマのサントラテーマ。これは、87年のTVショー"Pronto e' La Rai?"と96年"X-TERROR FILES"に続く3度目のカヴァー。原曲ではテナーがメロを奏でていた中、ここでは2コーラスそれぞれのAメロをアコピとギターがプレイ、サビ以下のパートは鍵盤とギターのカウンターと云う内容。ちなみに1コーラス目で飛び出すクワイヤはバリバリの新ネタ。これは60-70年代の情緒もそのままの出色のアレンジ。世紀を超えて再び甦ったこの曲、自らメロを奏でるクラウディオにとっては、満を持しての追悼ヴァージョンだったのではないだろうか。名曲。
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