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CLAUDIO SIMONETTI - LA TERZA MADRE Original Title
LA TERZA MADRE
Original Soundtrack
Japanese Title
none
Artist
CLAUDIO SIMONETTI
Release Year
2007
Personnel
CLAUDIO SIMONETTI: conductor, arrangements, keyboards
ORCHESTRA D.I.M.I.: orchestra
NOVA LIRICA: coro
BRUNO PREVITALI: Guitar (46)
FEDERICO AMOROSI: Bass (46)
TITTA TANI: Drums (46)
DANI FILTH: Lead Vocal (46)
Label(s)
Universo - Deep Red (Italy)
Musica composta, orchestrata, diretta e prodotta da CLAUDIO SIMONETTI
Musica registrata, missata e masterizzata allo studio ACQUARIO - ROMA da Claudio Simonetti per la Simonetti Production S.a.s.
Orchestra D.I.M.I.:
Organizzatore: Fabio Loreti
Copista: Mario Dennetta
Primi Violini: Gennaro Desiderio, Luisiana Lorusso, Andrea Paoletti
Prima Viola: Nico Ciricugno
Primo Violoncello: Andrea Agostinelli
Primo Corno: Rino Pecorelli
Prima Tromba: Raffaele Improta
Primo Trombone: Franco Izzo
Coro "NOVA LIRICA":
Organizzatore: Fabio Lana
Maestro del coro: Alessandra Corso
Soprani: Carlotta Caruso, Alessandra Corso, Carla Madeddu, Marina Madeddu, Anna Kucerova
Contralti: Susanna Bonomo, Chiara Guglielmi, Emanuela Parrucci, Silvia Tardiola
Tenori: Edoardo Boccoli, Luciano Gangi, Fabio Lana
Bassi: Simone Atzori, Stefano Fioravanti, Francesco Gana, Giuliano Mazzini, Luca Renzetti
Soprano solo: Silvia Gavarotti
Registrazione Coro e Orchestra: Studio Lead - Roma
Tecnico del suono: Giuseppe Ranieri
"MATER LACRIMARUM" eseguita dai DAEMONIA
Art Work: Claudio Simonetti
Introduction
ファン待望の"Three Mothers"完結編"La terza madre"のオリジナルサウンドトラック盤。ゴブリン、キースに続くシリーズのトリを務めるのはシモネッティ。フルオケとは無縁のコンボサウンドだった「サスペリア」を引き合いに出せば、フルオケもフィーチャーしていたキースの「インフェルノ」にも近い印象の内容だが、バリバリのシンセサウンドもほぼ皆無のサウンドは、むしろ往年のアカデミックな伝統路線のような感じ。ただ、怒涛のクワイヤや鬼気迫る管弦セクション、出色のパーカスセクションを前面にプッシュするサウンドは、往年のホラー路線とはそのインパクトも全くの別モノ。スポットでのダイナミズムもコンボサウンドのツボを知る人物ならではと云う感じ。
何と46曲を数える膨大な数のトラックだが、この辺りもモチベーションの高さの一つの表れ。当然、共通するモチーフの楽曲もいくらかはあるが、直接的な変奏とも呼べぬようなトラックや独立するトラックが20タイトル以上あるだけでもこれは驚異的な仕事。テクノロジーが進化する中、フルオケとの連携も簡素化出来る昨今の事情を考慮しても、このヴォリュームはやはり凄い。ただ、ここまでのフルサイズの内容になれば、鑑賞を楽しむと云うよりコアなファンの為に用意されたコレクターズアイテムと云う感じもするが、問題はやはりその中身。それぞれの充実した内容を目の当たりにする中、サントラ本来の楽しみ方を再認識させられた。
鑑賞以前、個人的には2~3曲程度のデモニアのトラックも期待していたが、その実、最後の一撃とでも呼ぶべきインパクトは絶大。しかも、今回はデモニア初のヴォーカルナンバー。スリリングな管弦セクション+怒涛のクワイヤを交えてのパフォーマンスは、管弦セクションとの過去の競演盤とも全くの別モノ。本編スコアも42曲目辺りから俄然ヒートアップするが、最後の最後で別チャネルの1曲を楽しめると云うのもフツーに嬉しい所。それにしても、スコア編のクライマックスは物凄い。バリバリのサントラで衝撃を受けたのも久しぶりだったかも。
Track Listings
01. THE THIRD MOTHER 2:21

怒涛のクワイヤ+管弦フルオケの生セクション、ティンパニやパイプオルガンなど音源サウンドによるド迫力のテーマ曲。76年の「オーメン」にも代表される悪魔モノでは定番のクワイヤだが、短調曲のクワイヤ曲では一様なイメージになると云う事をお忘れなく。これは長らく待った三部作のトリを飾るにも相応しい1曲。
02. THE URN 1:34

テーマ曲中盤パートの変奏。鍵盤ハープ+クワイヤ+ティンパニ+管弦フルオケによる16分割のパートの変奏曲。幽玄なイントロのパートは初モノ。
03. AT THE MUSEUM 1:21

8分割のチェレスタ+弦楽セクション+クワイヤなどが織り成すスリリングな1曲。チェレスタをフィーチャーするパートは、1曲目中盤のクワイヤパートと同一のヴォイシング。
04. OPENING THE URN 1:51

鍵盤リードのもの寂しいサウンドが印象的な1曲。荒廃した情景を描き出しているようなイメージ。2曲目の"The Urn"にも似てはいるが、別モチーフのような気も。
05. EARTHQUAKE 0:32

サスペリア」でもお馴染みのシモネッティのウィスパーが初登場。大地震と云うよりカタストロフのようなイメージの1曲。終盤はバリトンクワイヤ+各種音源による断末魔のようなサウンド。
06. SLAUGHTERED GISELLE 1:20

怒涛のティンパニとクワイヤ音色のメロトロンをフィーチャーする1曲。これは「サスペリア」当時のエッセンス。大虐殺と云うタイトルのイメージもそのまま。
07. IN THE CORRIDOR 1:53

ヒステリックかつ重厚なストリングス、パーカッシヴなクワイヤが強烈な印象の1曲。インテンポになる終盤では怒涛のリズムセクションも登場。
08. SARAH AND MICHAEL 0:38

リリカルなピアノとストリングスによる小曲。これは「インフェルノ」のエッセンス。
09. MATER, MATER 3:16

タイトルの通り、母なる魔女の降臨を謳い上げるかのような1曲。基本的には1曲目の変奏だが、管弦セクション+生クワイヤのアピール度は共にこちらの方が上。終盤でのチェロ中心のアンサンブルもインパクト大。
10. OSCAR DE LA VALLEE 1:02

1曲目の変奏。チェロの16分割のパートをテンポアップしたスリリングな1曲。管弦+クワイヤの初モノのリフレインも登場。
11. MONSIGNOR BRUSCA 1:27

弦楽セクション+金管のメロによる叙情的な1曲。
12. WITCHES WAITING 0:37

4曲目の"Opening The Urn"でも挿入された鍵盤リードやチェレスタのアルペジオをグルーヴィーな8ビートに乗せた1曲。
13. MEMORIES OF SARAH 1:37

シルヴィア・ガヴァロッティのソプラノをフィーチャーする1曲。チャーチオルガン+弦楽セクション+鍵盤ハープによるリリカルなアンサンブル。終盤ではハウス系のリズムシークエンスも登場。
14. BACK TO THE HOUSE 2:14

4曲目の"Opening The Urn"にも似たイメージの1曲。鍵盤音源の重低音が鳴り響く中でのストリングス中心のスリリングなアンサンブル。
15. WITCHES AT THE AIRPORT 0:39

デモンズの"Killing"をグルーヴィな16ビートにしたような1曲。
16. AT THE STATION 2:14

幽玄なパートをはじめ16ビートやハウス系8ビートも交差するドラマティックな1曲。序盤での鍵盤リードは、4曲目や12曲目でもお馴染みの音色。終盤の8ビートのパートではエキゾチックなモチーフが登場。
17. THE LOOKS OF THE EVIL 1:15

ポリシンセ+クワイヤをハウス系16ビートに乗せたパーカッシヴな1曲。
18. SARAH HIDES 2:26

スリリングなストリングス中心の前半と各種鍵盤による幻想的な後半に分かれる1曲。全後半のつなぎのブレイクでは、"concentrate, concentrate"と云うダイアローグも登場。
19. ESCAPE IN THE STATION 1:24

スリリングな管弦アンサンブルを16ビートのダンモなシークエンスに乗せたタイトルイメージそのままの1曲。
20. BAD WITCH 1:28

ティンパニ+クワイヤ+鍵盤+ストリングスによる2つのパートで構成される1曲。幽玄な序盤から一転、後半のマーチングのようなダイナミズムは絶大なインパクト。
21. MONTELEONE 0:40

1曲目や3曲目の断片的な変奏。チェレスタのパートは、1曲目の中盤や3曲目の"At The Museum"と同一のヴォイシング。
22. MARTA 2:01

前曲をスローダウンしたような前半と13曲目"Memories of Sarah"の変奏をジョイントした1曲。ついては、ソプラノも再び登場。
23. FATHER JOANNES TELLS 2:23

21曲目と同様、1曲目中盤のヴォイシングを中心とする変奏曲。終盤のSE音源は初モノ。
24. CRAZY VALERIA 0:19

ティンパニ+クワイヤ+鍵盤によるド迫力のアンサンブル。次曲のイントロのような1曲。
25. FATHER JOANNES KILLING 0:45

昇順的に云えば、6曲目にもほぼ同じイメージの変奏。何れにせよ、前曲との合計でも僅か1分強のサイズながらもこれは絶大なインパクト。
26. INSANE VILLAGE 1:02

これもかなりのインパクト。マーチング感覚の勇壮なリズムセクション+怒涛のクワイヤ+鍵盤によるスリリングなアンサンブル。
27. EATING THE BODY 0:40

1曲目の変奏。鍵盤ハープの16分割のパートを抜き出した1曲。
28. DEMONS IN THE HOUSE 1:28

ヒステリックなストリングス+蠢く雷鳴のようなサウンド+管弦セクション+クワイヤによるスリリングな1曲。管弦セクション+クワイヤによる終盤は、断片的に「禿山の一夜」のようなダイナミズム。
29. MAGIC POWDER 2:36

鍵盤アンサンブルによるリリカルな序盤から一転、中盤以降は映画のイメージに。中盤以降でのチェレスタのアルペジオは、ここまででも新しいモチーフ。
30. THE NIGHTMARE 0:21

鍵盤クワイヤ+鍵盤ハープ+パーカス音源による幻想的なサウンド。イメージ的には、悪夢と云うよりファンタスティックな夢を見ているような感じ。
31. THE EVIL DEMON 2:04

無機質なシーケンサーパート+迫力の管弦パートが交錯するスリリングな1曲。
32. MURDERED MARTA 1:17

この映画の殺害シーンでは定番の1曲。6曲目や25曲目に同じモチーフ。
33. MOTHER OF TEARS 1:38

「涙の母」のテーマ曲。重厚なパートと無機質なシーケンサーパートが交差する内容ながらも、抑制されたイメージの1曲。
34. SARAH MEETS MICHAEL 1:08

弦楽アンサンブル+鍵盤によるペーソスタッチの1曲。グルーヴィなビートに乗せる前半のミキシングも面白い。
35. THE EVIL OF MICHAEL 0:40

20曲目の変奏。と云うより、20曲目の前半パートの別ミックスのようなトラック。
36. UNDER THER SHOWER 0:26

8曲目をテンポアップした変奏。タイトルから察すれば、サラとマイケルの濡れ場でのBGMなのかも。
37. TROUBLES IN ROME 0:48

1曲目中盤パートの変奏。スポットでのダイナミズムを強調する1曲。
38. GUGLIELMO DE WITT 3:13

4曲目と28曲目をミックスしたトラックにテーマ曲中盤のモチーフを加えたような1曲。
39. THE THREE WITCHES BOOK 3:10

8曲目の変奏。と云うより、あまりに重要なタイトルを考慮すればこちらが本家。鍵盤アンサンブル+ティンパニによる出色のイントロ、ウィスパーをフィーチャーするスリリングな後半など初モノも満載の1曲。
40. THE CURSED HOUSE 4:44

テクノ系サウンドのミキシングの現場にいるような1曲。フレキシブルに顔を出すルーズなビートや蠢くようなクワイヤが印象的。21世紀版の「呪いの館」と云う感じ。
41. THE CATACOMBS 3:51

地下墓地と云うタイトルイメージそのままの幽玄な1曲。落ち着いたイメージのトラックながらも、さまざまな音色を網羅するゴージャスな内容。終盤、約1分間でのダイナミズムも出色。
42. HIDDEN IN THE CATACOMBS 1:45

ボレロスタイルの「火星」のような前半、クワイヤ+管弦セクションによる怒涛の後半と云う内容。これはアルバムでも1、2を争うインパクト。
43. DISCOVERED IN THE DARK 1:26

クワイヤをフィーチャーする16分割のパートがド迫力の1曲。反射的に「スリープレス」の"Killer on the Train"を連想。
44. SENDING MATER TO HELL 0:53

管弦セクション+クワイヤ+音源パーカスによる怒涛のアンサンブル。1分未満ながらも、これは強烈なインパクト。と云うか、終盤に来てやたら盛り上がるなと云う感じ。
45. IN THE MUD 3:29

管弦アンサンブル+クワイヤの集大成的な1曲。スリリングな楽曲も然る事ながら、アンサンブルも超弩級の迫力。クレジットによれば、パーカスのパートは全て音源のはずだが、これはドラもティンパニもべらぼうな迫力+出色の内容。トリを飾るのはデモニアのトラックだが、これはスクリプトのフィナーレを飾るもう一つのクライマックス
46. "MATER LACRIMARUM" (END TITLES) (Musica: Claudio Simonetti - Lyrics: Dani Filth) 3:44

往年のシリーズファンとしてはタイトルだけで感涙モノの1曲。スコア編のテーマ曲をモチーフにする楽曲は、シモネッティ率いるデモニアによるパフォーマンス。デモニア十八番のヘヴィーな8ビート曲ながらも、鍵盤ストリングス+怒涛のクワイヤをフィーチャーするアンサンブルはこれまた超弩級の迫力。しかも今回は、あの「クレイドル・オブ・フィルス」のダニ・フィルスをヴォーカルに迎えての歌モノ。魔女を描く映画の内容を考慮すれば、これは意気投合したセッションだったはず。劇場のエンドロールでは、何度聴いても飽きない1曲なのかも。
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